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こっくりさん


過去一短い話











「こっくりさん、こっくりさんおいでください」


そう言っては指に置いている十円玉がゆっくりと動く感覚がある


正直言ってこんな事は一切信じてはいない


と、言いたいところだが少し興味がありアズに誘われた時はノリに乗ってしまった


少し怖がっている紗知をアズは強引に誘い、始まったこのこっくりさん


黒美が居たら確実に止められているだろう


そんな事を思っていると後ろから声が聞こえる


「はぁい」


少し驚いて振り返るとそこには黒美がいた


「なんだ黒美か…」


なんでこんな所に居るんだよ、今日用事があるんじゃないのか?


そう動揺が自分でも隠しきれてないのが分かるぐらいの早口で言う


「いやぁ、なんか呼ばれた気がしてさ…ところで何してるの?」


呼んでないんだけどな…と、軽く溜息をついては怒られるのを覚悟をして事情を説明をする


「へぇ、こっくりさんねぇ…」


思った反応とは真反対な反応を取った黒美に少し驚く仕草を見せる


「別に辞めなくてもいいけど…あんま興味本位でやると霊に取り憑かれるから気をつけてね」


そう言っては去ろうとする黒美を引き止める


「やけに詳しいな」


少し気になって聞いてみるもはて?ととぼけられて終わってしまった


それでも最後に「特にアズは取り憑かれやすいから気をつけてね」とアズに指を差してはそう言った


黒美が言うなら辞めておくか、と自分から始めた癖にそそくさと片付けを始めるアズにいつも通りだな、なんて思っては自分も片付けを進める



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




「案外何も無かったな~」


そう言いながら歩き進めるアズに後ろからついて行く





「待って」




「その子は置いていって」



そう言うと紗知がくるっと後ろを振り返る


その振り返った紗知には狐の耳らしきものが生えており二ィっと笑う



「悪いけど出ていって」



そう言った瞬間に紗知の身体から黒い何かがズルっと抜けるのが目で見えた


その黒い何かが自身に向かってくるがそれをいとも簡単に吸収する


黒いものが抜けた反動で後ろに倒れかける紗知に手を引いては支える


「大丈夫?後ろに倒れそうだったけど」


紗知の身体を心配しては顔を覗き込む


「え…あぁ、大丈夫です、助かりました…」


ありがとうございます、と軽くお辞儀をしてはすぐに後の2人について行く紗知を後ろから見送る


「案外一番危ういの紗知だったね…」


そう呟いては続きの作業に戻った


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