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はい皆さんこんにちは今から小説を書いきたと思います
ぜひ小説が好きな人は読んでみてね!!
いろんなことが起こる祭り
自己紹介
謎の少女
ショッキング・ピンクのパーカーをはおったったがんたいの少女 大きなトランクを持っている
謎の男
いつも帽子とマフラーをつけていて顔が見えない
ましろ
おかしな カタログを拾った少女
プロローグ
「そうだ。今から、行方不明になろう!」
それを思いつき ,ましろが リュックを背負って家へ出たのは,30分ほど前のこと。
ましろ は今,自分の住んでいる町を見下ろしていた。
ちょっとした山の上にある ,めったに人が来ない 展望台。
レストランもなければ 自動販売機 さえない, 準備なしで閉じ込められたら飢え死にしそうな,無人島みたいな場所。
__ここならば 〈隠れ家〉にはちょうどいい。
ここに隠れて ,2,3日 行方不明になれば,母さんも父さん は,きっと死ぬほど心配するだろう。
心配のあまり, 「あのテスト」のことなんて、 記憶の中からきれいさっぱり 吹き飛んでしまうに違いない。
「やっぱり 、机の引き出しに 隠しておいたのは、失敗だったか・・・・・・・・・」
数日前に返却された、塾のテストの答案用紙。
その点数に思いをはせて、ましろ は深く反省する。
白い用紙に赤ペンで書き払われた、てんこもりのピンと,かぎりなくゼロに近い 合計点.
それを見つめ,無言で立ちつく 母と父.
そんな光景を,ものかげからひっそり目撃してしまった以上はもう__。
「怒られる前に,そーっと家を抜け出すしかないじゃんか」
1つ大きなため息をついて.
それから ましろ、はとことこと 展望台の端を歩みによる.
そこには、1台の双眼鏡があった。
地面から生えるように、台がその場に固定された、備え付けの双眼鏡 だ.
だいぶ 色あせて、 傷だらけになってはいるが、ありがたいことに、 コインを入れなくても使うことができた。
「へえ、こりゃいいや。ちょうどいい暇つぶしになりそう」
ましろは,双眼鏡をあちらこちらにいろんな場所に向けてみた.
自分の家 。友達の家。 学校。 近所のスーパー。
いつも見ているなじみの場所も,この高さから双眼鏡ごしに見ると、妙に面白く 新鮮な景色になった.
小さな山の上 なので,町との距離はさほど ない.場所によっては 人の姿や、その人が何をしているかまで思った以上に細かく見ることができる.
ましろは,夢中になって双眼鏡を覗き続けた.
そして,いくら か経った時.
ふと,目に止まった「色」があった.
まるで,砂場の上にぽつりと一粒,こぼれ落ちた ビーズのような,ショッキング・ピンク.
それは、ビルの隙間にただむず少女の,洋服の色だった.
「あんなところで,あの子,何をしてるんだろう」
少女の かたわらには、カバンらしきものがある。
大きな四角いカバン.
旅行のカバン、あるいは トランク,というのだろうか.
そのカバンの一面には,扉がついていた.
変わったデザインのカバンだな,と思って見ていると,やがて少女は,カバンの前に しゃがみ込み、そのカバンの扉を開けた.
そして__その扉の中に,飛び込んで行った.
少女の姿が見えなくなり,扉が閉じる.
それと同時に.大きなかばんは,あとかたもなくきえうせた。
「・・・・・・・・・何? 今の」
つぶやいて,ひとしきり,ぽかんとした後.
ましろは,いても立ってもいられなくなり,山を降りた.
双眼鏡から覗いたビルの隙間.
そこに行ってみると,あの少女のいた場所には、何かが落ちていた.
近づいてみたところ 、それは,
一冊の真っ黒本と,1つの小さな 箱 だった.
その本の小箱を,ましろは,恐る恐る 拾い上げた.
そして,黒い本の表紙に手をかけ,それを開いた.
はいここまで続きはまた今度です見てくれてありがとう
続きもまたかくねバイバイ