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8 - 第8話最高の式

♥

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2025年03月06日

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「あかり凄く綺麗だよ。」

「崇も綺麗よ。」お互い手を取った。

「再婚するだなんて思わなかったから。」

「お母さん私今幸せよ。」あかりの母親は泣きそうになっていた。

「新郎新婦の登場です。」司会がハツラツとした声で言った。

「崇ー!可愛いい~!」女装カフェの店長は叫んだ。

「まずはお二人の幼き頃の映像をご覧下さい。」スクリーンに交互に二人の幼い頃の映像が映し出されていた。

「お父さんお母さん私は前の主人に浮気され落ち込んでいた時バーで崇さんと出会い毎日が楽しくて。」あかりが読み上げる手紙に両親はウルウルときていた。

「ケーキ入刀です。」二人は大きなナイフでケーキを切った。

「2人とも幸せになりなさいよ。」

「店長来て下さり感謝します。」店長もウルウルときていた。

式が終わり新居の引越し準備をした。「崇皿包む髪ある?」

「そこにあるよ。」あかりは皿を新聞で包んだ。

「僕達これからも仲良くいようね。」

「ええ。」準備を終え新居まで車へ向かった。

「広い~。」

「ホント広いねぇ。」あかりが崇のスカートに手を入れて誘惑してきた。

「ちょっと…♡あかりぃ。」

「崇ったらもう息荒いよ。」ソファにあかりを押し倒し

「あかりが誘惑したからだよ。」とゆっくりあかりの口腔に舌を入れた。

「ん…。」と吐息混じりの喘ぎ声を出した。崇はあかりの髪を艶っぽく撫でた。

「あかりの口の中すんごく気持ちいい…。」

「やだぁ…♡」二人は激しく体を重ねてお互いの体を求め合った。

「水持ってくるね。」

「ありがとう。」崇はロングヘアのカツラを整えた。

「はい。」

「ありがとう。」二人は水を飲んで落ち着いた。

「愛してる…。」

「僕も。」二人は再び熱くキスをした。

「私を選んでくれてありがとう。」

「それはこっちの台詞だよ。」お互いの額をコツンと当てた。


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