「あかり凄く綺麗だよ。」
「崇も綺麗よ。」お互い手を取った。
「再婚するだなんて思わなかったから。」
「お母さん私今幸せよ。」あかりの母親は泣きそうになっていた。
「新郎新婦の登場です。」司会がハツラツとした声で言った。
「崇ー!可愛いい~!」女装カフェの店長は叫んだ。
「まずはお二人の幼き頃の映像をご覧下さい。」スクリーンに交互に二人の幼い頃の映像が映し出されていた。
「お父さんお母さん私は前の主人に浮気され落ち込んでいた時バーで崇さんと出会い毎日が楽しくて。」あかりが読み上げる手紙に両親はウルウルときていた。
「ケーキ入刀です。」二人は大きなナイフでケーキを切った。
「2人とも幸せになりなさいよ。」
「店長来て下さり感謝します。」店長もウルウルときていた。
式が終わり新居の引越し準備をした。「崇皿包む髪ある?」
「そこにあるよ。」あかりは皿を新聞で包んだ。
「僕達これからも仲良くいようね。」
「ええ。」準備を終え新居まで車へ向かった。
「広い~。」
「ホント広いねぇ。」あかりが崇のスカートに手を入れて誘惑してきた。
「ちょっと…♡あかりぃ。」
「崇ったらもう息荒いよ。」ソファにあかりを押し倒し
「あかりが誘惑したからだよ。」とゆっくりあかりの口腔に舌を入れた。
「ん…。」と吐息混じりの喘ぎ声を出した。崇はあかりの髪を艶っぽく撫でた。
「あかりの口の中すんごく気持ちいい…。」
「やだぁ…♡」二人は激しく体を重ねてお互いの体を求め合った。
「水持ってくるね。」
「ありがとう。」崇はロングヘアのカツラを整えた。
「はい。」
「ありがとう。」二人は水を飲んで落ち着いた。
「愛してる…。」
「僕も。」二人は再び熱くキスをした。
「私を選んでくれてありがとう。」
「それはこっちの台詞だよ。」お互いの額をコツンと当てた。