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「あ、!いた!何でこんなとこいるの、?心配したんだよ、?」
ウエーブのかかったロングの髪を揺らしながら、座り込む青年に声をかけている少女は愛華といい、
座り込んでいる青年は、龍秦という。愛華の2個上の彼氏だ。
「愛華、?来てくれたんだ、、ゴホッ、、ゴホッ、、」
愛華は咳き込む龍秦の背を優しく撫でる。
「大丈夫、?そろそろ病室に戻ろうよ、風引くよ、?」
龍秦は首を横に振った。
「俺は、、ゴホッ、、大丈夫だから、、ゴホッ、、」
愛華の目が潤んでいた。
「龍くん、?部屋 戻ろ、? 良くなったら 学校 一緒 行こ、?」
ーギュッ
「龍くん、?」
龍秦は泣いていた
「、、泣かすなよ、、、おれだって、、、我慢してたんだぞ、、、愛華、、、もう離したくない、、、」
愛華と龍秦は泣いた。
龍秦の病気は治らないかもしれない。
虚血性心疾患 (きょけつせいしんしっかん)糖尿病などの病気から起きる病気だという、突然死に至る恐れもある。
その他にも、龍秦は病弱で心臓病、起立性調節障害、などの病気を患っていた。
龍秦は、そのことを理解していて、恐怖にかられながら過ごしている。
「龍くん、、」
愛華は、ただ、そばにいることしかできない自分を悔やみきれないのだ、
「愛華、そろそろ戻る、」
愛華は安心したようにゆっくり立ち、龍秦の車椅子を押した。