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こんちゃー!主ですよー!
クラスが静かすぎるんだが、、
もっと騒ごうぜエ↑(あたおか。)
では、いってらっしゃーい!
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カランカランッ
扉についたベルが鳴る。
新しい鈴の音は、新たなお客様のご来店を意味していた。
「こんにちは。」
「こんにちは、今日はいい日和で。」
そこにいたのは、年老いた女性だった。
「あら、あなたが店主なのかしら?」
「はい、ユラギといいます。父からこの店を継ぎました。」
ユラギはやんわりとそう応えて、本題に入った。
「本日はどんな御用で?」
「ああ、今日はね・・・・・」
「この時計を修理してほしいの。」
それは今はもう売られていない時計だった。
単に売られていないだけならどうにでも出来る。
しかし、何か欠けている部品があるとなると、すでに販売中止しているものの部品は正直どうしようもない。
・・・・・普通の時計屋なら。
「分かりました。この紙に必要事項を記入していただいてもよろしいですか?。」
「ええ、分かったわ。」
老婆は紙に必要事項を書いていく。
名前は「野崎華絵」というらしい。
「とてもきれいな名前をしていらっしゃるんですね。」
華絵は笑った。
「嬉しいわね、もう名前を褒めてくれる人は居ないから。」
ユラギは黙って聞いていた。
すると、問わず語りに昔話をしてくれた。
「私ね、お母様から時計を受け継いでいるの。お母様の旦那様から貰ったものだったそうで。お父様がどんな人なのか、私は知らないんだけどね。」
懐かしむような顔で言葉を続ける。
「お母様は私が大人になる前に病気で亡くなったのだけれど、亡くなる前にこの時計を渡されたわ。」
華絵の瞼の裏で、その時の光景が蘇っていく。
「ーーーーあなたが孤独にならないように、この時計を託すわ。大丈夫、この時計には私とあなたのお父様の思いが宿っている。
ずっと一緒にいる。それを忘れないで。ーーーー」
「本当に大切な時計なんですね。」
「そうそう、この名前は、母が付けてくれて、母は私のことを凄く大切にしてくれていた。私は名前をどうやって決めたのか聞いてみたの。」
「ーーー『花』と『華』の違いを知ってる?ーーー」
「んーん、知らない。」
「『花』は、植物の花なのよ。でもね、『華』は、植物の花と、華やかさという言葉があるのよ。植物のしなやかで強く、それでいて生命力にあふれた華やかな絵を描くような人生を送って欲しかったのよ。」
ユラギは口を開く。
「なら、この時計はお母様との思い出そのものなのですね。」
「えぇ、そうね。」
ユラギは迷いのない顔できっぱりと宣言した。
「この時計、必ず直して見せます。」
「・・・・よろしくね、ユラギくん。」
華絵はゆっくりと立ち上がり、店を出て行った。
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いかがでしたか?
やばいですね。文章力が死んでますね。
もうどうしよう☆
そういえばこの話結構自分的には気に入ってるので、イラスト描こうかと思ってるんですよ。
画力がちょっとアレなんで迷ったんですが、
アナログならギリ目に痛くない絵が描ける気がするのでいつか描きますね!
ではまたー!