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とあねぇが、アドニスと関わりを持っていた、、、?
私は、首輪に触れる、、、この首輪の先にアドニスの一員がいる。
「この会話も聞いているんでしょう、、、?」
私は、首輪に問いかけるがいつも通り返答がない。
もし仮にとあねぇが本当にアドニスと関わりがあったとして、その理由は、、、?
、、、もしかして。
「(14年前の毒殺事件?)」
お母さんとお父さんは、心中と見せ掛けるように殺されていた。
「そして」
笹塚さんが続ける。
「雪梅杜嗚は_」
「_アドニスに殺された可能性が高い、、、いや、99%の確率でアドニスに殺された」
え。
アドニスが、私のお姉ちゃんを殺したの?
私の最後の家族だったとあねぇを殺した?
、、、再会したら、色んな場所に行って一緒に暮らそうと思ってたのに、、、??
「アドニスが、、、」
ツーと、頬に涙が流れる。
「雪梅、、、」
柳さんが、心配そうな目で私を見る。
絶対に許さない。
見つけたら、絶対に復讐してやる。
「(死んだほうがマシだと思わせてやる、、、)」
「「「「ッッ」」」」
とあねぇを殺したんだから、当たり前だよね。
自業自得だよ、、、。
ーーー番外編〈 雪梅さん、休日何してるの? 〉⇊
「雪梅、休日って何して過ごしてるんだ?」
事務所でくつろいでいると、柳さんが聞いてきた。
「え、、、聞きます??」
「あ、あぁ」
興味があるのか榎本さんや白石さん、笹塚さんがこちらへ来た。
「朝は、残っている仕事をして。昼から夕方は街で市民の安全確認と調査。夜は、部下や他科に頼まれている仕事を一通りして。その後、書類の確認をして、、、」
「え、寝れてんのか?それ」
言葉を遮って、榎本さんが聞いてきた。
「、、、まぁ、最近は寝れてる方かと、、、」
前は3日に十分も寝れるか定かだったが、今ではお陰で一週間に三十分も寝れている←
「因みに、どんくらいだ、、、?」
珍しく、笹塚さんが私に質問をしてきた。
「、、、内緒です、ね」
絶対に「もっと寝ろ」って言われるじゃん。
自分でも、一週間に三十分は少ないと自覚してるけど、、、。
「じゃぁ、俺が勝手に調べるね」
次は、白石さんが言い私に近付いてきた。
至近距離まで、来ると私の顔をまじまじと見てきた。
「、、、君。今、四徹目でしょ」
「ェ、、、」
流石、プロファイラー。
ここ最近、仕事が忙しくて全然寝ていない。
「よ、四徹⁉」
榎本さんが、驚いている。
「彼女、よく見ると隈がある。それに加え化粧で隠してるつもりだろうけど顔色が凄く悪い、、、鞄には大量の資料」
「なるほどな」
柳さんが頷く。
「「「「雪梅 / 君」」」」
「は、はい」
四人が、ピッタリと息が揃う。
「「「「寝ろ / 寝なよ」」」」
「、、、はい」
その日は、事務所にある柳さんのベッドに連行され、強制的に寝た。
四人とも、彼女の睡眠事情を聞いて気が気じゃなかったのだとか、、、?
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