「じぃちゃん!!」
今日も元気に声を響かせる少年…健人。健人は親よりおじいちゃんが大好きなんだ。
「今日も来てくれたんか?」
「無理せんくてええんよ健人。」
「じぃちゃん!!じぃちゃんの家に行くの大変じゃないから!!」
そぅ少し怒鳴って言った。
「そぉかぃ。そぉかぃ。健人も今年で小学3年生だもんなぁ。早いなぁ」
いつも穏やかで優しいじぃちゃん。じぃちゃんは僕の大事で大切なじぃちゃんなんだ。
いつも家族と喧嘩したらじぃちゃんの家に行って,大きな木のちゃぶ台にあったかいお茶を出してくれるじぃちゃん。
いつでもいつまでもじぃちゃんにくっついて離れなかった。じぃちゃんが病院に行くとすればついて行って,じぃちゃんが腰が痛いと言えば畑仕事だって1人でやった。
そんな,そんな大好きなじぃちゃんが動けなくなるなんて……。ないと思って過ごしていた………。
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