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コメント
24件
わぁ…自分の鳥頭では書かれぬ文章構造だ✨️…語彙力ほしいな、…笑。
めっちゃ最高!!( *´꒳`*)♡ こういう系の小説?好きかもしれない!!(* ॑ᵕ ॑* )♡
これから髪乾かし終わったら後2作書こうかなって思ってますー!
G35×G59 微R18注意
なんでもありな方だけどうぞ
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夜風が少し冷たい帰り道。コンビニ袋を揺らしながら歩く59の横に、35が並んだ。ただ一緒に歩いているだけで胸がうるさく鳴る。
好きな事を再確認させる。
59「……なんで付いてくんの」
強がりの声に、35は肩をすくめて笑った。
35「心配だからだよ」
歩幅が揃って肩が触れそうになる。その瞬間、35の手が59の手首を掴んだ。
「……35?」
「こっち見て」
ぐっと引き寄せられて胸にぶつかる。近すぎる距離に呼吸が止まった。
「ん……っ」
掠れた声に、唇が重ねられる。最初は浅く、すぐ離れると思ったのに――。
35は深くしてきた。
息が奪われ、涙が滲む。
「ん、は……っ」
必死に35のシャツを握る59を見て、35が耳元に囁く。
「……そんな顔、俺にしか見せないでね」
腰を抱かれて逃げられない。けれど、不思議と怖くはなかった。
むしろ、その腕に閉じ込められていたい。
「……帰りたくない」
小さな声が零れる。35の目が細くなり、笑う。
「いいな、それ。俺んとこ来いよ」
―――
部屋。静けさの中、ソファに並んで座ると、35が距離を詰める。
「逃げんな」
手首を掴まれ、端に追い込まれる。腕が壁代わりになり、視界いっぱいに35。
「……近い」
「近くないと落ち着かない」
再び塞がれる唇。深くて、甘くて、でも苦しい。涙がまた零れた。
「は、ぁ……むり……」
顔を逸らすと、35の指が頬を撫でた。
「……可愛い。俺だけ見てね」
「……見てるよ、35だけ」
強く抱き締められ、耳元に低い声。
「……もう59のこと離さない」
ソファからベッドへ移されても、腕は解けない。枕に沈む59の手を35が絡め取る。
「眠るまで離さないから」
「……子供かよ」
そう言いながらも、握られた手を解こうとは思えなかった。
―――
翌朝。窓から差す光で目を開けると、35がすぐ隣で寝ていた。
指先を繋いだまま眠っている。昨夜の言葉通り、本当に離さないままで。
じっと見つめていると、不意に目が合った。
「おはよ」
「っ……近い」
「昨日も今日も、ずっと近いよ。嫌?」
「……嫌じゃない」
顔を背けても、35の指が顎を持ち上げる。
「じゃあ、もっと顔みせて」
そう囁かれ、また唇が重なる。
取られたくない。離れたくない。
その想いだけで、今日も二人は縛られていた。
永遠に解けない赤い糸で。
⟡.· ⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯⎯ ⟡.·
どうでしたかね?
初!ノベルです!
リクも待ってます!