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「け、けど!行ってみないとわかんない…と思う!それに、怒られるの嫌だし…これでいじめられたりしたら…」と言うと奏くんも覚悟を決めたのか、うんと言いながら頷いた

本当は、奏くんは行かなくていいよ!って言いたいけど、奏くんと一緒じゃないと僕も行けないし…

そして、放課後

迷っていて、指定時間より遅れてしまったけれど、何とかお店までたどり着くことが出来た

指定された場所に行ってみると、案の定アルファとイチャイチャする場所だった

店構えはきらびやかで入りづらい雰囲気で、お店を前にして二人とも立ちつくしてしまった

奏くんもお店を見て不安になったのか「ど、どうする?いとくん、今なら、逃げることもできるけど…」と聞いてきた

確かに、逃げたいけれど…あんな、アルファに負けたくない、怒られたくない。そう思って奏くんは「アルファに怒られたくないし…」と言うと「そうだよね…」と言いつつも顔は不安がっていた

二人とも勇気がでず動かずにいると、お店から背の高いお姉さんが出てきた

「あ、ええっと…なに?お店に入りたい感じ?ならまだ、開かないからもう少し待ってて!ってあたたち、そのチョーカーオメガじゃない!もしかして…」と言ってお店の中に入っていた

お姉さんを数分待つと、お店から慌てて出てきた

「もしかして、凛…の…代理のバイトかな?」と聞かれた

奏くんは固まっていて答えられそうにないので僕が「多分そうです」と言うと「そうなのね!じゃあ、中に入って」とお店の中に入った

内装は黒を貴重とした豪華な雰囲気で、天井には初めて見たシャンデリアがぶら下がっている

「うわぁ…綺麗…」と心の声が漏れてしまった

幸いお姉さんには聞こえてなかったので、良かったと思いつつお姉さんについて行くと、スタッフルームに案内された

部屋に入ると、お姉さんから「ソファーに座って」と言われて目の前にあるソファーに奏くんと一緒に座る

お姉さんも向かい側にあるソファーに座り話始める

「じゃあ、さっそくだけど、バイトお願いするわね!あなたたちには、店の前で客引きをしてもらうわ!」と言って、下から服を取り出してテーブルに置く

「これに着替えてちょうだいね!じゃあ、私、やる事あるから!」と言って出ていってしまった

放心状態の奏くん「大丈夫?」と声を掛けて奏くんと一緒に服を見ると、僕はメイド服で、奏くんはチャイナドレスだった

α嫌いの僕は運命の番に溺愛されても番になりません!

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