テラーノベル
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注意!
バットエンド
青黄、桃赤薄め?
友情濃いめ。
性描写(今回もないヨ)、虐待等
気分がすこぶるいい人orこういった作品が好きな人、大丈夫な人のみ!
第二話 お友達
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次の日はお空が青くなるまで寝てたみたいで、布団を被ってるとちょっと暑かった。時計を見てみたけど、時計の読み方は分からないので結局何時か分からなかった。
黄「のどかわいた…」
起き上がって水を飲みにキッチンに行くと、ママのご飯を思い出す。
黄「ご飯…」
ママのご飯は黒いことが多かった。だけどどんなに黒くても、パパは笑顔で全部食べて、美味しいって言ってた。僕はそんなに美味しいとは思わなかったけど、パパを見習って美味しいって言うようにしてた。そのうちにママのご飯が黒くなることはなくなったっけ、僕はママのご飯はチャーハンが一番すき。ネギとウインナーが入ってるやつ。でも今はママにそんなこと言うと怒られるから、パンで我慢してる。
黄「そうだ…」
山に遊びに行く準備をしないと、桃くんも今日は早く来るって言っていたし。タンスから帽子を引っ張り出して被ってみた。ちょっと小さいけど被れるから被ってく。ママが買ってくれたものだから。大事にしてる。ママはそんなものは捨てなさいって言うけど、僕にとっては宝物だから。タンスの一番下の段に隠しておいた。ママはいつも一番下は開けないから。僕の服は今着てるやつしかないから、タンスの中にはママの服しか無い、だから時々洗面所で洗ってる夜干してる。冬は寒いからあんまり洗わない。もしママが帰ってきたらお布団に入れてもらえないかもしれないからね。
黄「行ってきます。」
帽子と鍵を持ってママに見つかりませんようにって願って家を出た。
森に着くと、もう桃くんは居て、昨日と以外服を着て、格好いいリュックを持っていた。ただ、桃くんはなんか嫌そうな顔してる。
黄「おはよ桃くん」
桃「おはよ、」
桃くんにどうしたのって聞いたら桃くんはこのリュックは嫌いなんだって言ってて。桃くんのリュックにはじーぴーえす?って言うどこにいるかわかるやつが入っているんだって。しかも桃くんのママは遠くに行くとブザーが鳴って、夜怒られるんだって。
桃「ママからはおうちから200めーとる?でなるからそこから外にはいかないでって…スマホでわかるんだって…公園にもいけないよ。」
公園に行ったことがないから分からないけど、山より面白い公園とおもしろくない公園があっていっぱい公園があるんだって。ここの山の入り口がギリギリだからリュックを桃くんはここにおいて行ってた。
黄「そんなことして大丈夫?ままに怒られるんじゃない?叩かれたら痛いよ…?」
桃くんはびっくりした様子で目を空けてた。何か変なこと言っちゃったかな?お友達とか初めてだから分かんないや…
黄「桃くん?嫌なこと言っちゃった…?」
桃「いや…、叩かれてるの?平気なの?」
どうやら叩かれることは普通のことではないっぽい。僕はほとんどのママの記憶が叩いているか泣いてるか怒ってるか…笑顔のママの顔はもう薄れちゃってるや…優しいママの声ももう思い出せないどんな声だったっけ?どんな話し方だったっけ?
黄「う、ん、平気、いつもだから…」
ちょっと気まずい空気になったけど、山に向かうことにした。桃くんはリュックの中から水筒とおにぎりの入ったかばんを取り出して、肩にかけてた。
桃「いこっか、」
黄「うん!何があるかなぁ?冬だから虫はないし〜、お花もあんまり咲いてないし〜…」
桃「ここの近くに池があるって聞いたことあるよ、冬だし凍ってるかも!」
とゆうことで、桃君と一緒に池を探しに行った。途中出会ったのはでっかい木と、竹と、でっかいアリだった。
黄「この棒剣みたい!」
桃「持っていこうぜ〜、見て!これガマズミって言うらしいよ、ばぁちゃんちの近くにもあったから覚えてるちょっととって食ってみろよ!食べるとめっちゃうまいよ!」
桃くんは僕の知らないことをたくさん教えてくれた。この虫はどんなやつでどんなものを食べるのか、この草は潰すと臭いだとか、いろいろなことを教えてくれて、特にガマズミ?は本当に甘くておいしかった。たまにちょっと酸っぱいのがあったけど、どれも甘くておいしかった。
桃「気をつけないといけないのはガマズミに似た赤い実はいっぱいあるからお前は勝手に食うなよ黄。」
黄「わかってるよ…まず桃くん以外に遊ぶ相手いないしー…ずっと家だしー…」
それから池に行く前にご飯にすることにした。僕はいつも1日一回だから何も持ってきてないけど、1個おにぎりを分けてもらった。
桃「お前そんなんだからちっちゃいんだよ」
黄「そんなことないもん、すぐ大きくなるもん…」
そんなにいっぱいご飯食べなくても生きていけるし、でも桃くんのくれたワカメのおにぎり?は美味しかった。すごく美味しくて、ゆっくりちょっとずつ食べた。
桃「今度からママにお願いして多めに作ってもらうよ…まぁ内緒だけけど…」
ほんと悪い子、僕のためにってそんなことしなくて良いのに…まぁ桃くんと遊びたくて家から出てる僕も悪い子だけど…食べ終わったあと池に行ってみたら、薄く氷が張ってあった。
桃「これさ明日とか明後日とかに行ったら俺たちが乗れるくらいにカチカチに凍りそうじゃね?」
いける気がするね、と桃くんと言い合ったあと、いつも聞こえてくるチャイムが聞こえてきた。それを聞いた桃くんは「やべっ」と言って走って戻ろうと言ってきた。
桃「これ5時のチャイムだよ、ママに怒られるから帰んなきゃ…」
黄「そうだね早く帰ろ」
そういって元来た道を走って戻っていった。
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コメント
2件
桃くんと過ごす時間が、黄くんにとって本当に特別なんだなって伝わってきました。叩かれることが「普通」だと思ってる黄くんに、桃くんが驚くシーンが胸に刺さる…。ガマズミの甘さや、おにぎりをゆっくり食べるところ、小さなしあわせが切なくて愛おしいです。次は新しいお友達か…続きが気になります。