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❤Side

🩵ちゃんが居なくなってから、1週間とちょっと経ちました。

まだ帰ってきて無くて…確実な手ががりも無いけど、

俺には今日確かめたいことがある。


もしかしたら💜ーくんは🩵ちゃんの居場所知っているんじゃないか


理由としては、🩵ちゃんが居なくなったことで喜んでること

ここだけだとただ🩵ちゃんのこと嫌いなだけに見えるけど、

🩵ちゃんに虐められたって言ってた子が💜ーくんの友達なこと、

スマホを頻繁に触るようになったこと、

あと…最近気づいたことだけど

登校する時間が遅くて、下校する時間が早いこと

このことから、もしかしたら家で何かしてるんじゃないかって思っているんだ。


もしかしたら…本当にもしかしたらだけど…

💜ーくんは🩵ちゃんのことを監禁しているんじゃ無いか


まずはもっと証拠を固めるために、とある人に聞き込みをしたいと思います。



「❤くん!突然呼び出して…何か用?」

この人は🩵ちゃんに虐められたって言ってた子

泣いて出てきたときは、化粧なんかじゃない、

本当の痣がついていた。

だけど念の為…

「この前さ…🩵ちゃんに…虐められたって言ってたじゃん」

「あ…うん、そうだね」

「あれってさ…本当は嘘でしょ」

「ッ………」

ほらやっぱり

そんな感じしてたよ

「もしかして…💜ーくんに言われてやってたり?」

「なんでそんなこと知ってッ…」

「あ…」

「本当にもしかしてだったのに…」

「認めたようなもんだよね」

「これは事情があって…!」

「わかってるよ」

「このことについて…話してくれる?」


「なるほどね…」

「協力してくれてありがとう」

「じゃあ…私はここで…」


あの子の話をまとめて、順序を追って話すと、

まず、💜ーくんに呼び出されて、ボコスカ殴られた

そのことで困惑している中、💜ーくんに

「このことは🩵ちゃんにされたって言え」

「さもないと…君の大親友を◯すからね」

って脅された

だからクラスメイトの前で泣きながら、「🩵ちゃんに虐められた」って言った


こんなの…絶対にいつもの💜ーくんが仕向けるようじゃない

あ、そうだ

今日試しに💜ーくんの家行きたいって行ってみようかな

そこで💜ーくんを問い詰めよう

きっと…🩵ちゃんのことがいろいろ繋がるはず



この頃の俺は、まさかこんなことになるなんて思っても見なかった

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