テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
二次創作 本人様とは関係御座いません本人様のご迷惑となるコメントはお控えください
腐要素あり 脅威贔屓
“ここから腐要素が強くなります、センシティブな表現も含まれますので”
それでも良いという方だけお進みください
zm視点
zm「今日からお世話になります、ゾムです」
ペコリと礼儀正しく頭を下げる、見たところ、確かにこの軍はよく鍛えられている人ばかりだ、だがどれも俺よか強くない、幹部にも到底及ばないだろう
sha「じゃあ、こいつに何か質問は?」
シャオロンが聞くと、いくつか手が挙がる
男A「その人はどのくらいの実力でしょうか?」
sha「あぁ…実力で言うと幹部クラスやな」
男A「幹部クラス?」
その男以外にもザワザワと騒がしくなる
「彼奴が幹部クラス?」「ありえないだろ」
「何だ彼奴?」
信じて居ない奴が殆どで、俺をバカにしている、殺気ではないが鋭い視線が俺に向けられる。
sha「次いくぞ、静かにしろ」
脅すように、低い声で言うと一瞬にして静まった、次に手を挙げていた人が立つ、その人は軍では珍しい女だった
女A「どうして目隠しやフード等顔を隠すようにしているんですか?」
俺はその質問を聞いたとき明らかに顔を歪ませただろう…けれど周りはそれに気づかない。
覚えているだろうか、俺は昔父親に虐待…いやそれ以上の……口に出すのも気持ち悪い……それ以降父親に「綺麗」だと言われた顔は嫌いではないが、他人に見せるのが、怖い。
zm「…」
sha「ゾム?」
zm「あぁ〜色々便利やからな」
出来るだけ自然に振る舞う
sha「…じゃあ自己紹介はこれくらいにして皆ゾムにこの軍のこと教えてやってくれ」
「「「はい」」」
そう言い残しシャオロンは去っていった、だが、俺に近づこうとするやつは居ない暫く様子を見ていると、皆が時計を見て何処かへ向かっていく、俺も皆の方に向かう
成る程今は丁度昼だ、辿り着いた先は食事で各自食事をとっている、俺も食事を受け取り、適当に空いている席に座る。座ったとき、視線を感じた…まぁ新入りやから当たり前やけど。でも意外と近くにも視線の主がいるのでそちらをチラリと見る、目隠ししとるからこっちの視線には気づいてないみたいやけど……視線の主は俺のクラスには居ない、恐らく後輩と言うやつだろう…にしてもこの軍は顔整っとうやつばっかりやな、幹部もそうやけど顔面偏差値高すぎやろ、本人たちも理解してそうやし外交とかに利用してんのやろな、観察して居ると自分の皿が空っぽになったのに気が付いたので席を立つ。食器を返して、途中次は後輩と合同での訓練だと小耳に挟んだので訓練場へと向かう。
早すぎたのか人気のない廊下を歩くすると後ろに気配を3つ感じた後ろを振り向くと3人の男がいた
zm「なんの用ですか」
見ると俺と同じ上級生のクラスにいた奴だ何をされるか何て、想像するに容易い、色を含んだ気持ち悪い目…何度も経験した、珍しい事でもない、目隠しとフードで顔を隠していても輪郭や口の形など隠しきれていない部分があるのだろうか、よくこんな目で見られる
男A「分かってんだろ」
??視点
??「ショッピ、早よ行こうぜ」
syp「あぁ…ちょっと待っとけチーノ 」
ci「あいよ〜」
軽い返事をひらひらと手を動かしながら、モデルのように扉に、もたれ掛かったチーノは少し落ち着きのない様子で俺を待っ ている。俺も手にしていたものを仕舞い、席から立ち、チーノの元へと足を運ぶ
ci「そういえば最近先輩に新しい人が入ったみたいやで」
syp「へぇ〜」
ci「でもその人に関しての噂とかあんまないよな」
syp「上手くやっとんやろ」
上下関係が厳しく、先輩でも新入りなら、少し腕のある俺等みたいな後輩に良いように使われるだけだ、そういう噂がないというのは、それなりの腕利きか、良いとこの出なんか…
ci「ショッピ、あそこ空いてんで」
配給された食事が綺麗に並べられているプレートを両手で持ち、顔を空いている席の方に向けているチーノと共に、俺も食事を持ち移動する。
食事を置き椅子を引く、腰を降ろす。カラトリーを手に持ち昼食に手をつける。
暫くすると、向かいの席に見慣れない人が座る緑のパーカーに黒の目隠し、変わった服装だがこの軍では珍しいことでもなく、幹部も武器は隠しているもののラフな服装をしている人もいる。この人は新しく入った先輩だろうか…チラチラと緑のパーカーの人を観察していると、チーノもその人に気付いたようで俺に視線を送ってきた、今前の人について話しても聞かれていると失礼なだけなので、その視線を無視して食べ進める、すると俺達よりも後に来たはずなのにその人が食べ終わって席を立ち立ち去っていた
syp「さっきの人が最近入った先輩か?」
ci「たぶんそうやと思うで、なんか不思議な人やったな 」
目元が見えないのもあるが、こんなにもの独特の雰囲気を持っている人は幹部以外では見たことがなかった
ci「俺等も行こうぜ」
俺は空っぽになった食器を持ち席を立つ、チーノと一緒に返しに行く
ci「そう言えば今日は先輩達と合同での訓練やな」
syp「それならさっきの先輩にも会えるんちゃう」
ci「そうやな〜…でもつまらんのは変わらんやろ」
syp「チーノ、そういう事は口に出すな」
チーノは冷めた様子で言った、たとえ思っていても、誰かにそれを知られるのは社会的に死んでしまう。しかしチーノが言ったことはご尤もな事で今の先輩たちは俺達には敵わない、俺は実技も筆記も優秀で、チーノは、実技ではなく、戦略や外交官としての才能が人並み外れている。俺達が幹部入りを期待されているという噂は多くある実際、幹部の中でもコネシマさんや鬱先生とは面識がありそれなりには仲も良い……だがそれ故に同僚や先輩たちから孤立している、早くこんなところ抜け出して、幹部たちと同じ土俵に立ちたいのが本音だろう
syp「さっさと行くぞ」
ci「おう」
廊下を歩いていると喋り声が聞こえたので咄嗟に隠れた
ci「あれ先輩か?」
syp「一人はさっきの新しい先輩やな」
小さい声で話す
ci「全然いい雰囲気や無いけど 」
確かに様子を見ていると、緑のフードの先輩の手首を掴み3人がかりでその先輩を囲っている。
ci「どうする?助ける?」
syp「いや、暫く様子をみよう、もしかしたら実力を少しは測れるかも知れへんし」
そう言い、俺とチーノは先輩たちの会話に耳を澄ます
zm「やめろよ」
男B「そんなこと言うなよ」
男C「お前、幹部クラスって言うけどその実力見せてみろよ」
男A「まぁまぁお前等ちょっと楽しもうや」
その先輩は緑のフードの先輩の耳元で囁いた、うわぁ…
zm「後悔しても知らんぞ」
そう言うと先輩たちは緑のフードの先輩のズボンのベルトを外そう手にかけた。男が多い軍では同性同士で性欲を処理するのも珍しくない、緑のフードの先輩はスタイルもいいし、顔を隠していても標的にされるのも仕方ない
ci「キモっ」
チーノは心底嫌いという顔をして先輩たちを見る…俺も顔には出さないが気持ち悪い
そのとき特に抵抗してなかった緑のフードの先輩は溜息を一つ付いた
zm「はぁ〜…しょうがねぇな」
そう言ったと思えば、先輩たちの3人のうち2人の首を片手で絞めている
zm「いいか、次は無いぞ」
男A「ガッッ」男B「うッ 」
男C「おま…」
先輩が何か言おうとしているが、瞬きをすると先輩たち全員が倒れており、首根っこを掴まれていた…
syp.ci「は?」
俺等が困惑していると、緑のフードの先輩が口を開いた
zm「おい、そこの隠れてる2人も出てこい」
俺はチーノと顔を見合わせ、物陰から出る
zm「お前等……」
to be Continue
コメント
1件
カッコイイ!✨ さぁ何て言うんやゾム(ФωФ)ドキドキ 続き楽しみ✨️(´。✪ω✪。 ` )