シャット「…そういう事ね。半年後にエクスターミネーションが起きると」
アラスター「すぐですね…」
シャット「…銀髪の女の人なんか言ってた?」
チャーリー「……」
シャット「まぁ…これはいいとして、ヴァギーは元天使なのですね」
ヴァギー「隠してたのは…悪いと思ってるわ…」
シャット「地獄に落ちた天使ね。でも…私だけに言ったわねあの女…」
チャーリー「……」
ルシファー「チャーリー…」
シャット「……戦うつもりですか?チャーリー?」
チャーリー「うん……そうしないと…ホテルが守れない……」
アラスター「天使を殺すのは簡単では無いですが…」
シャット「頑張ったらできますよ。私たちと変わらないし」
アラスター「仲間集めとかもしないと…あ…」
シャット「?」
アラスター「チャーリー、人喰いタウンの領主ロージーを知っていますか?」
シャット「……」
アラスター「ロージーは信用できます」
シャット「人喰いタウンは人が多いですもんね…それと個人も強くならなければいけませんし…」
チャーリー「……」
ルシファー「私の娘だぞ!強いに決まってる」
シャット「だとしても天使は物理攻撃だけでは攻撃が封じられたりもします。武器なら武器同士で殺せるかもしれないし」
アラスター「シャットは天使殺したことあるんですか?」
シャット「まぁ…」
アラスター「天使は美味しいですか?」
シャット「とてもまずいです。いやそれはどうでもいいんです」
アラスター「人喰い族におすすめしていいですかね」
シャット「えぇ、人喰いタウンの皆様には無料飯なのでいいと思いますよ」
チャーリー「……」
ルシファー「チャーリー…元気を出してくれ…」
シャット「チャーリー…メンケアにはなりませんが…」
チャーリー「?」
シャット「強くなるために私が鍛錬しましょうか?」
チャーリー「え?鍛錬?」
シャット「はい、私はどうやって人を即死させれるかどうやったら苦しませて殺せるかなどの感覚を身につけ教えてもらい今の私の強さがあります」
シャットがアラスターの方を見る
アラスター「んー?」
シャット「なにもー?」
ルシファー「おい!娘に変なことを教えるな!」
シャット「あーまぁそれはそうですけど」
チャーリー「…お願いしても…いい?」
シャット「あ、えぇ、もちろんいいですよ」
チャーリー「武器使うのよね?貸してくれるの?」
シャット「えぇ、折ってもいいですよ。いくらでも作りますよ。私は剣術と弓などができますが」
チャーリー「え?今から始まるの?」
シャット「えぇ、早めにした方がいいですよ。あなたたちもします?」
ハスク「パス」
エンジェル「俺もいいかな?銃あるし」
ニフティ「私はやる!!」
サーペンシャス「私は考えておきます…」
チェリーボム「学んでも意味ないからやめとく」
ヴァギー「…私はやる」
シャット「OK、王様は?やります?」
ルシファー「私が学んでも意味が無い使わないしアラスターお前やったらどうだ?」
アラスター「やっても意味ないです。」←教えた本人
シャット「…まぁ3人は剣術でいい?てかニフ戦えるの?」
ニフティ「舐めてもらっては困るわ!エヘヘヘ笑」
シャット「…ニフ…キャラ変わりましたか?」
チャーリー「戦闘モードに入ったかもしれない…」
シャット「…なるほど」
数時間後
ニフティ「おりゃ!や!!」
シャットがマイクの杖でニフティの足を引っ掛ける
シャット「ニフ…落ち着いて相手を見てくださいあと刺す場所などがバラバラです。あなたは相手を苦しんで死ぬほうがいいんですか?」
ニフティ「……˚‧º·(°இᯅஇ°)‧º·˚ウエーン」
シャット「え、……ハスカー!!ニフが泣きました!」
ハスク「知るかよ!お前が相手したからだろ!?」
シャット「これ以上はトラウマになるかもしれないからこれ以上はしません。」
ハスク「チッ…めんどくせぇ」
シャット「……本当に続けますか?」
チャーリー「え?」
シャット「あなた達2人はとても素晴らしい剣術ですが剣は向いてないし…私の鍛錬は感覚や学習が1番なのでまずはそっちを…」
ヴァギー「いいえ、向いてなくてもあんたの鍛錬は強くなれる。だから続けるわ」
チャーリー「私も!地獄を守るために…みんなを守るために!」
シャット「……great」
数時間後
チャーリー「ふぅー…結構疲れた」
ヴァギー「……」
シャット「お疲れ様です…では戻りましょうか…」
その日の夜
シャット「……」
チャーリー「あ、シャット…」
シャット「?チャーリー…まだ起きてたんですか?」
チャーリー「うん…眠れなくてね…ねぇシャットもう1回鍛錬してくれない?」
シャット「…いいですよ…」
チャーリー「ふぅー」
シャット「その調子です。落ち着いて相手を見てください」
チャーリー「ヤァ!ハッ!」
シャット「いい動きですよ。それで真正面に突き刺してみてください」
チャーリー「ハァ!」
シャット「こうすると相手は飛べるので大体上に行きます。」
チャーリー「なら!ヤァ!」
シャット「ナイス判断です。武器を投げるのも一つの手ですね。もうひとつ教えますね。」
チャーリー「えぇ、…」
シャット「この場合は羽を狙うのです天使の羽は大きいですからね。この杖が羽だと思いやってみて下さい行きますよ」
チャーリー「ハッ!!」
チャーリーが投げた棒がシャットの杖に当たる
シャット「さすがです。チャーリー弓の才能もあるかもしれませんね」
チャーリー「エヘへ///」
シャット「…フッ笑」
チャーリー「え?私そんな変だった?」
シャット「いいえ、可愛いですよ笑」
シャット「……まだしますか?」
チャーリー「うん!お願い!」
シャット「……どうぞ」
チャーリー「ヤァ!ハッ!ウリャ!」
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
シャット「落ちついて、足を動かして」
チャーリー「こうかしら?」
シャット「その調子」
チャーリー「まだ天使を、倒せるか分からない…」
シャット「まだ始まったばかり慌てず慎重に…」
チャーリー「だって!エクスターミネーションは、あと半年間に合うか分からない…… 」
シャット「…彼女たちは地獄を守るために頑張ってる…」
チャーリー「この私たちの大切な地獄を守るために…乗り越えるのよ。いや、飛び越えるこの壁を!!」
シャット「頑張れ…彼女たちは天使のように羽ばたき壁を飛び越えてる」
チャーリー「守り抜くこのホテルを…」
シャット「守り抜きたいこの子達を…」
チャーリー「必ず」
シャット「必ず」
シャット&チャーリー「守り抜きたい…」
チャーリー「…なんかシャットの歌声初めて聴いた!!」
シャット「え、そうなの?」
チャーリー「うん!歌ったのは初めて!じゃあおやすみ!」
シャット「…おやすみ…」
アラスター「久しぶりに聞きました。あなたの歌」
シャット「あら、いつから?」
アラスター「ずっと居ましたよ」
アラスター「メンタルケア上手いじゃないですか」
シャット「そうですかね?あの子がメンタルが強いだけでは?」
アラスターがシャットの手を持つ
アラスター「あなたは自分の才能を知らないだけ」
シャット「あの、私ダンスは…」
アラスター「ほら!」
シャット「うわ!」
アラスター「もっと自信もって!」
シャット「…あなたは勝つ自信があるんですか?」
アラスター「私を誰だと?」
シャット「ラジオデーモン、天使まで勝てるんですかね?…うわ!」
アラスター「正解、あなたは天使に勝とうとしてないじゃないですか」
シャット「え?」
アラスター「あなたは今勝とうとしてるのではなく守ろうとしてる」
シャット「…自分でも分かりません」
アラスター「守ろうとするものが多いと強くなりますよ。」
シャット「私は…あなたしか…」
アラスター「ん?」
シャット「あなた以外で守ろうと思ったの初めてかもしれません…」
アラスター「ハハッ!そうですか!それはいい経験になったでしょう?」
🎼.•*¨*•.¸¸♬🎶•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸♪
シャット「アル…さっきからこの体制は何ですか?」
アラスター「おや、嫌でしたか?」
シャット「いえ、触られるのが苦手なのにこんなに距離が近いのいいんですか?」
アラスター「ん?私から触りに行くのはいいですよでも……」
シャット「!!」
アラスター「あなたは特別いいですよ」
シャット「……特別って…ロージーやミムジーには元から許してるじゃないですか!」
アラスター「よく私の事見てるじゃないですか」
シャット「…うわ!」
アラスターがシャットを離す
アラスター「さぁ、寝ましょうか。あなたはまた明日鍛錬してあげるんでしょ?」
シャット「……アル」
触手を出しアラスターの杖にに巻き付く
アラスター「ん?」
シャット「待っててください。」
アラスター「はいはい、本当にあなたは子猫ですね」
シャット「大人です」
アラスター「性格の話ですよ」
シャット「性格も大人です。子猫じゃないです」
アラスター「はいはい、一緒に寝ます?」
シャット「寝ます。」
アラスター「自分で部屋なんて作れるんだから作って寝ればいいのに」
シャット「いいじゃないですか」
アラスター「まぁ、いいですけどね。特別ですよ?」
シャット「その言葉がいちばん嬉しいです」
アラスター「…フッ笑あなたは本当にCRAZYですね」
シャット「…それ随分前に言われましたよ笑」
数日後
人喰いタウンにて
ロージー「まぁ!アラスター?アラスター!元気にしてた?」
シャット「……」
ロージー「あなたがいなくなってからこのホールの輝きがすっかり失っちゃったわ!あら、シャット久しぶりね」
アラスター「プエー」
シャット「…どうも…」
チャーリー「あー、シャット大丈夫?」
シャット「……いえ、なんか胸が苦しいです。なぜ私を連れてきたのか……」
チャーリー「あー、なるほど」
シャット「…彼女は…信頼できますよ…私は無理ですがね」
アラスター「ーーーーーー!」
ロージー「ーーーーーーーーーーーーーー?」
シャット「…チャーリー私帰りますね…頑張ってください。それとスーザンは面倒くさいので頑張ってください」
アラスター「ーーーーー?…?ん?シャットは?」
チャーリー「なんか、帰るって…」
アラスター「…そうですか多分ホテルに戻りましたかね?」
ホテルにて
ハスク「あー…なるほど理解した」
サーペンシャス「シャットは、アラスターが好きなのですね…」
シャット「…あの人は女性としかほぼ関わってませんからね…」
サーペンシャス「寂しそうですね」
シャット「まぁ……慣れてますけどね。目の前でイチャつかれるのは悪魔になりますから」
ハスク「ミムジーの時もあったなあれが悪魔か」
シャット「……」
ハスク「なぁ、もしかしてアラスターわざとシャルの前でやってないか?」
シャット「…もう…考えたくない…」
ハスク「…こりゃ相当機嫌悪いな」
サーペンシャス「恋というものは切ないですね…」
ハスク「経験ないから知らねぇがな」
シャット「……」
ヴァレンティノ「ん?誰?」
シャット「!」
ヴァレンティノ「あーシャルか」
シャット「ヴォックスは?」
ヴァレンティノ「分かんねぇな部屋は?」
シャット「今から覗こうと」
ヴァレンティノ「ヴォックス!…いねぇな電話するから待ってろ」
シャット「いや、いいですよ…あなたでもいいですし」
ヴァレンティノ「なに?S〇Xやる?」
シャット「いえ、違います」
ヴァレンティノ「まぁいいヴォックスには一応連絡しておく」
シャット「…どうも」
ヴォックス「またせたな」
シャット「あ、今お時間いいですか?」
ヴォックス「あぁ、いいぞ、ヴァルすまないが…」
ヴァレンティノ「ああ、OK」
ヴォックスの部屋にて
ヴォックス「そういえばずっと聞きたかったがアラスターは私たちが会ってたりするの知ってるのか?」
シャット「えぇ、多分知ってますよ。1回だけ言ったことありますし」
ヴォックス「そうか、それで?本題は?」
シャット「聞いてくれますね?」
ヴォックス「あ、あぁ…」
シャット「アラスターが私の目の前でロージーとイチャつくんです」
ヴォックス「……それだけか?」
シャット「いえ、まだ世間話なども」
ヴォックス「あーなるほど、なんとなくだがわざとじゃないか?」
シャット「…わざとなんて知りませんよ…」
ヴォックス「そんな泣きそうな顔しなくてもいいんだぞ」
シャット「……」
なぜか1滴だけ涙が頬に流れた
シャット「…ごめんなさい…ちょっと帰ります…また話しましょ…」
ヴォックス「あぁ、ゆっくり休めよ」
シャット「!…あなたもね…」
放送室
シャット「…1人で過ごすのいつぶりだろ…」
今までは、アラスターがいない7年間以外で1人で過ごすことななかった。今日はホテルには戻らないで放送室で仕事をする。
数時間後
アラスター「あら、ここにいたんですか、ちょっと面白いから来てください」
シャット「え、」
人喰いタウンにて
ロージー「あらシャットねぇ、スーザンどう思う?」
シャット「意地悪クソアホボケナスクソババアです」
ロージー「この通りよ。」
チャーリー「それほどなんて…」
アラスター「この前シャットはスーザンにガチギレしましたからね…」
ロージー「あれは彼女が悪いわ」
シャット「フッ…その前に状況聞いてもいいですか?」
ロージー「えっとかくかくしかのこのこのここしたんたんってわけ」
シャット「なるほど、あの頭が固いクソババアがいるから説得難しそうですけどね」
アラスター「その通りですね」
シャット「…まぁ頑張ってください」
チャーリー「えっと…かくかくしかじか」
スーザン「ガミガミガミガミ!!」
チャーリー「ふざけんな!このクソババァ!!」
シャット「無理ですよあのガミガミクソババァは…」
スーザン「誰がガミガミクソババァだ?クソガキが!ガミガミガミガミ!!」
シャット「“黙れ!!クソババァ話しかけんな!!次喋ったら命無くなると思え!!”」
アラスター「落ち着きなさい…」
ロージー「ダメだわこれは」
数分後
🎼.•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸ ♬︎*.:*
アラスター「天使も食べ放題」
チャーリー「それは…」
人喰い族「食べ放題?」「タダ飯!」
人喰い族「時は来た!立ち上がれ!」
ーーーーーー!ーーーーーーーーーーー!
チャーリー「えっと…ちょっと落ち着きましょ」
ロージー「驚かせたわねいつもこうなのよ!」
チャーリー「少し元気すぎるかも」
ロージー「これが彼らなのサン!ハイ!」
ロージー&チャーリー「これからみんなよろしくどうぞ!」
人喰い族「腹ぺこ待ちきれない!」
チャーリー「あぁ!もう!」
ロージー「心合わせ歌ってるわ〜」
アラスター「私は初めから信じてた」
ロージー&アラスター「父親譲りの力頼れる地獄のプリンセス」
アラスター「またこれからが楽しみだ!」
ロージー「そうね!」
ロージー&アラスター「きっと勝ち馬になる〜」
チャーリー「本当にできるかしら…」
シャット「できますよ信じてますよ。」
🎼.•*¨*•.¸¸♬•*¨*•.¸¸ ♬︎*.:*
チャーリー「ハァ…ありがとうシャット…」
アラスター「?シャット?ヴォックスと一緒にいました?」
シャット「まぁ、いましたけど…」
ロージー「あら、今気づいたわ!まだシャットスーツだけなのね!少しはおしゃれしたら?」
シャット「お断りします。…ちょっとだけですよ?」
ロージー「えぇ!んー?アラスターはどれがいい?」
アラスター「ん?これで」
ロージー「いいわね!全部アラスター任せでいきましょ!」
チャーリー「なんかスーツ以外は初めて!」
シャット「そうですか?」
ロージー「よし!全部着て!」
シャット「…露出多くないですか?」
アラスター「いいじゃないですか!」
ロージー「あら!いいじゃない!」
アラスター「ちょっと失礼」
ロージー「可愛いわ!」
アラスター「お似合いですよ!」
シャット「…アラスターこういうの好きですね…」
1930年代にアメリカで流行った服装
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