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「もうすぐそこまで何かが来ている。」
休日。ゆっくり気を休めたいのに、世は戦争中で、空襲に怯え、気を抜くことができない毎日。お母さんは空襲で亡くなり、お父さんは戦争に行ってしまった。私は今妹と二人で生活している
けれど、喧嘩してしまい、妹は怒りに任せて家を出て行ってしまった
翌日
私は物資をなるべく安く買いたかったので遠くまで行くことにした
妹は夜に家に帰ってきたので近くに住んでいる叔母さんの家に預けた。未だ喧嘩中なので妹の好物のべっこう飴を買って帰ろうかと思う
現在1945年8月6日午前8時15分
何が起こっているのか分からない
私が住んでいる地区は無事、?
周りはやけに静かで、人の声も何も聞こえない
おかしい、こんな大きな爆発があれば叫び声の一つや二つ聞こえるはずなのに、、おかしいおかしいおかしいおかしいおかしい!!
何が起きているの?視界には少しドス黒い赤色が滲んでいる、、血、?不思議と痛くはない
多分、飛ばされた瓦礫が当たったのだろう、
妹は!?どこ、!まだ家にいる、?
黒い鎌が見える、、西洋の本の中に出てくる死神が持っていたもの、、視界から消したい、、気味が悪い、、あぁ、どこを向いても視界に入ってくる、、
妹の名前を必死に叫ぶ、、無論、声は出ない
聞こえていないだけかもしれない。だから、必死に口を開ける
叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ!!
視界が晴れてくる。泣いている人が国旗に火をつける。一方では家族かと思われる亡骸にキスをしている。手榴弾だろうか、、自らの手で命を絶っている、
周りの音が聞こえていなかったからわからなかったけど、やはり、混乱状態で、どうしようもない状態だ
熱い、、川の方に目を向ける
そこには現実かと疑うような光景があった。
なに、これ、、?
人と思われる形をしたものがたくさん浮いている
こうなる前のことを思い出す
最初は光の柱が見えた。あまりにも眩しすぎてその一瞬は何が起こったのか分からなかった
ただ、混乱だけあった、、
日の丸。それはこの国の国旗。守る対象。
何故この国は戦争をしているの、?誰が決めたの?わからない。ただ私は日の丸に問いかけている。
未来のことを考える
どうせ私には未来はやってこないというのに。
いつかこの悲しみも,混乱も、全て風化して忘れ去られるのだろうか、、そんなの納得いかない
でも、この現実に今この瞬間だけで良いから背を向けたい、、どんなに目を逸らそうとしても現実はついてきてしまう
妹を探すのをやめて逃げる?嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!
妹はとっくのとうにこの世にはいないのに、、
もしかしたらまだ生きているかもしれない、私も妹も一緒に生き延びることができるかもしれない
そんな希望が頭を占領する
これが現実じゃなくて、ただの悪い夢のことを願う。そんな夢は叶うわけがない
全部なくなって消えてしまえ!!!!そう
叫ぶ叫ぶ叫ぶ叫ぶ叫ぶ叫ぶ
命の限り、、。
命が絶えるまでが近づいているのがわかる
助け、、て、、
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