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⚠「ドーナツホール」の曲パロ注意
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⚔視点。
時々、夢 を 見る こと が ある。
蜂蜜色 の 宝石 が 目 の 前 に 置いて あって。無性 に それ に 触れたくて。それ しか 見れなくて。
でも、触れる こと は できない。
そんな 夢。
起きたら 涙 で 視界 が ぐちゃぐちゃ に なって いる こと が ほとんど だが、もう この 夢 を 見始めて から 何年 も 経って いる ため
「…… また、か。」
なんて 独り言 を 呟いたら 涙 を袖 で 拭って、いつも 通り の “ぼく” に なる。
他 の 人 から したら きっと 異常 な こと なの だろう けれど、慣れて しまえば なんとも 思わなく なる。
強いて 困る こと と 言ったら、涙 の 跡 が 残って しまう こと、くらい か。
消えて 欲しい 筈 なのに、何故か 消えないで 欲しい なんて 思って しまう 自分 には 蓋 を して。
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いつも 通り 学校 に 着く と、背後 から 友人 に 声 を かけられる。
「やっほ .ᐟ おはよぉ もち さん .ᐟ」
「けんもち さ~ん .ᐟ.ᐟ おはよう ございます ッッ .ᐟ.ᐟ」
「ん、ふわっち に あっき~な、おはよう ございます (ニコッ」
「あ、ひさしぶり じゃん もち さ~ん .ᐟ.ᐟ」
「くずは が サボってる から 会えない ん でしょ ~ ??」
「え、だから 最近 葛葉 の こと 見かけ なかった ん ですか …… .ᐟ」
「ちょ、余計 な こと 言う なよ かなえ .ᐟ.ᐟ」
いつも 通り 平穏 で 幸せ な 日常 が
酷く 疎ましい。
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「はぁ ……」
今日 は いつも に 増して 調子 が 悪かった。
虫 に 驚いて 叫んだ ところ を くずは に みられて 煽り 散らかされたり、ふわっち と あっき~な の イチャコラ に 巻き込まれたり ……
いつも より も 少し 暗い 帰り道 を 通る。
ふと 目 に 入った ドーナツ 屋 の 看板 を 見る。
(そういえば 最近 甘い もの 食べて なかった な ……)
今 は 細かい こと を 気 に していられる 余裕 が 無い。体 が 糖分 を 欲して いる。
吸い込まれる よう に 店内 に 入っていった。
明るく、可愛らしい 店内。
男子 高校生 一人 で はいる には あまり にも 気まずかった が、気持ち を 切り替えて 苺 の ポンデリング を 探す。
お目当て の もの を 購入 し、先程 より も 少し 軽い 足取り で 家 まで の 道 を 辿って いった。
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…… うん、おいしい。
いつも より も 美味しく 感じる ドーナツ を 噛み締めて 食べながら 考える。
やはり 今日 は 何か おかしい 日 だった。
改めて 考える。
だって いつも なら、
僕 より も 虫 に 驚いて 叫ぶ し、
fwak の イチャコラ にも 僕 と 同じく ツッコんで くれる
誰 が ?
ふと、怖くなる。
そんな ひと、いなかった。
僕 の 今 まで の 人生 で、一回 も 会った こと が ない __
ずきっ
何処か が 痛む。
いたんで いたんで 仕方 が ない。
どくどく と 脈打って いる のが わかり、クラっと 目眩 が する。
「がっ、くん。」
顔 を 上げる。
世界が歪んで見えた。
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走る。
宛先 なんて 分からない。此処 が 何処か も わからない。
でも、きっと 今 走らない と 後悔 する から。
走って、走って。
上り坂 でも 無理やり 足 を 動かして。
下り坂 でも 勢い を 緩めず 走り抜けて。
止まった。
「…… ッッ、とぉや さん、??」
つい 抱きしめて しまう。
「がっくん、がっくん ッッ .ᐟ (ポロッ」
止まらない 涙。嗚咽 で 上手く 息 が できない。
「……とぉやさん ッッ .ᐟ.ᐟ いるよ、俺 は 此処 に いる よ ッッ .ᐟ.ᐟ」
やっと 思い出した 記憶 の 中 の 彼 より も、少し やつれて いる 彼。
「忘れて しまって ごめんなさい。」
そして
「忘れない で ッッ 、.ᐟ (グスッ」
蜂蜜色 の 瞳 を 忘れない ように。翡翠色 の 瞳 を 忘れさせない よう に。
「ッッ 忘れない よ、もう 絶対 忘れて やんない ッッ .ᐟ.ᐟ」
手 を 重ねて 蓋 を 開けた。