閲覧が、めっちゃ増えててほんと嬉しい限りです!!!
今回は、だんだん桃さんがみんなと話せるようにっていくの所です!(前作対応)
注意書きは1話をご覧下さい。
桃side
ぴぴぴっ
いつも同じ時間にアラームが鳴った。
あの日から、もう1ヶ月も過ぎてしまった。
最近では、赫の前だけ声を出すようにしてる。
正直まだ怖いから
だけど、変わらなきゃって思うから、前と同じじゃだめだって思うから、今日
みんなと話そうと思う。
赫は「赫はいいけど、桃くんはしんどくない?」とか「しんどくなったらいつでも言ってね?」とか言ってくれた。
改めて、愛を感じるなぁと思った。
言葉にしなきゃ伝わらないって、
前のことで分かってるけどさ
照れくさいから、思ってるだけでもいいよね
大好きだよ。赫。
赫side
ぴぴぴっ
いつもと同じ時間に彼のアラームが鳴り響く。
赫は、いつも桃くんより先に起きちゃうから朝ごはんだけ赫が作る。
昼も夜も忙しい中家事をしてくれるから、これくらいの事はしてあげたい。
本当はもっとしてあげたいし、したいけど、桃くんから「赫は、下手っぴだからだめ。」と言われて、これくらいのことしかさせてくれない。
どうやら、今日は
桃くんがメンバーと久しぶりにお話するって事でほんとに心配だ。
メンバーは酷いことしないって分かってるけど、「何か桃くんの気に触れるようなことをしてしまったら桃くんはどうなるの?」って、とっても心配になる。
それに、メンバーが桃くんの魅力に気づいちゃって桃くんを好きになっちゃうかもとか
分かってる、ちゃんと分かってる
だけど、どうしても、桃くんが好きだから心配が勝ってしまう。
ねぇ、声出すのもう少し待とうよ。
君を取られるのが怖いんだよ
信用してない訳じゃない
でも、だけど、
、だめだ。
最近君を想う気持ちがどんどん膨らみすぎて、しんどくなることがある。
傷つけたい。
壊したい。
愛したい。
守りたい。
閉じ込めたい。
みんなに見せたくない。
俺だけのものであって欲しい。
俺の桃くんでしょ?。
そんな笑顔みんなに見せないでよ。
みんなと話さないでよ。
俺よりそんな奴がいいの?。
俺から離れないでね。
色々な気持ちが入り交じって、だんだん無彩色に近づいていく。
これが本当の俺なんだよ
黒く、歪んだ愛が俺の
赫の、
愛し方なんだよ。
桃くん、狂うほど愛してるよ。
桃side
目が覚めたから、赫のいる1階へ向かう
がちゃ
桃「おはよ」
話すのもだんだん慣れてきて、今はもう普通に話せるくらい上達した。
赫「…おはよ、」
桃「今日何時にみんな来るんー?」
赫「えっ…とね」
赫「9時だから、もう少しで来るよ…、!」
桃「おぉ、笑」
桃「ほんとすぐじゃん 笑」
あと、10分程でメンバーがやってくるらしい
早く来てくれないかな
結構楽しみだから待ち遠しい。
赫side
桃くんにおはようって言われた時にやっぱり好きなんだなって再確認して、取られたらどうしようって1人で悩んで、苦しんで、
勝手にもやもやして、
桃くんにも素っ気なくおはようってしちゃったし、
メンバーが来るまで、あと約10分
どんな気持ちで、みんなと会えばいいんだろうか。
そうこうしているうちにチャイムが鳴った。
桃「お!!来たじゃん! 」
どたどた
楽しそうに玄関へ走る桃くん
もやもやする。
がちゃ
賽子(桃赫抜)「ウェルカムとぅーざ赤組ハウス」
白「久しぶり〜!会いたかったで〜!」
瑞「久しぶり!元気だった〜??」
蒼「よ。久しぶり」
黒「おぉ、元気そうやな。良かった笑〃」
久しぶりのメンバーを見て嬉しいけど、嬉しくないな。、
桃side
どたどたと、メンバーが待つ玄関へと走る
ドアを開けるとそこにはメンバーがいて
とっても嬉しかった。
ずっと会いたかった。
「久しぶり」
この四文字を言おうとした時赫が
赫「久しぶり!ほら上がって!」
と言ったから、まだ話せていないけどこれから数時間ずっと一緒にいるだろうからまぁ、いいかと思いながらリビングへと向かう。
白「いやぁ〜赤組ハウス久しぶりやな〜」
瑞「え!?それな!?」
赫「あ〜、たしかに久しぶりだね」
黒「瑞、赫が居らん時めっちゃキモかったでww」
瑞「そんなキモく無かったし〜??」
黒「白真似してやれww」
白「よっしゃあ、任せろッ!w」
白「〜〜!!!!」
瑞「〜〜〜〜〜??!?」
黒「www」
みんなが楽しそうにしていると
とんとん
蒼「桃、久しぶり」
蒼「元気やった?」
こくり
蒼「まだ、恥ずかしいん?」
あ、忘れてた。
癖になっちゃってるな、、
桃「ううん 笑最近は赫のおかげで話せるよ 」
蒼「はッ!?」
賽子(赫桃蒼抜)「どしたの!?/どなえしたん!?/蒼、どした!?」
蒼「な、桃が、、、喋った、?」
白「またまた〜w冗談ですやん!w」
瑞「そうですやん!w」
黒「ほんまか?w」
桃「もぉ〜wみんな信じてよ〜w」
桃「ただいま!w」
白「ん、、?」
瑞「はぇ、、?」
黒「、、、?」
瑞「うわ〜ん!!桃ちゃ〜ん!! 」ぎゅっ
白「心配したんやで!?!?」
黒「もぉ〜桃、ビビらせんなや」
桃「いやいや、蒼も言ってたじゃん!?」
思った以上に、認めてくれた気がして
今まで抱いていた不安が全て無くなった気がした
やっぱり、いいメンバーを持ったな
なんて思う。
赫の次くらいに好きだなぁ、笑
赫は、1番好きだから、
赫side
桃くんがメンバーに話しかけようとした時
咄嗟にそれを邪魔してしまった。
きっと桃くんは「久しぶり」と言いたかったのであろう。
でも、言って欲しくないから邪魔をした
ごめんね。桃くん
幼稚なままで
瑞とか、白ちゃんのいつも通り面白いお話を聞いていたら、
蒼が桃くんに話しかけているようだった
やめてよ。俺の桃くんに触れないで。
蒼は瑞よりかはまだましだけどだいぶ人との距離感が近い
そんなに顔近けてさ、
ほんと蒼ってずるいよね。
なんにも気にしないで桃くんとそんな至近距離で話せてさ
赫だって、
赫だって、
すると、何かが吹っ切れたのか桃くんがみんなと話し出す。
やめて。
笑わないで。
みんなに見せないで。
話さないで。
仲良くしないで。
俺がいるじゃん。
ねぇ、
どうしたらいいの?
俺だけだったのに。
俺だけの特別なものだったのに。
嫌だ
嫌だ
嫌だ
赫、しんどいよ。
今まで通りに君を愛せないと思う
今よりずっと歪んで、真っ黒な
愛。
そんな俺が
綺麗な君と一緒にいていいの?
純粋でピンクの様ふわふわしたのが君の愛。
歪んで黒の様どろどろしたのが俺の愛。
昔からこの考えがとても嫌だったけど
桃くんとだったら大丈夫
そう思ったんだ。
でも、違った。
逆にこの気持ちがどんどん黒く染め上げられていくばかりだから、
桃くんが、俺だけを見てくれたらいいのに。
どうだったでしょうか、?
赫さんが本当は少しメンヘラ気質(少しじゃないと思うけど)という感じを描きたくてですね!
メンヘラは世界を救います。
コメント
4件
めっちゃメンヘラや そんな🐤ちゃんもまたいい(( 若干途中愛染中毒入ってたような…🤔💭 続き楽しみにしとるー!!!
今回も神作でした めっちゃ桃君や、赤君の気持ちが伝わりやすくて凄かったです 次も楽しみに待っときます