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私は子供たちより早く起きて
朝ごはんを作って
洗濯物を回して
掃除をしたり
部屋の片付けたりをした。
こうしていると
前世の子供たちとのお泊まり会を
思い出す。
あの頃も今も同じように
過ごしていた。
一緒に遊んだり
一緒にお風呂に入ったり
一緒にご飯を食べたり
一緒に寝たりした。
そんなお泊まり会は紗代子にとっての
楽しい思い出となった。
そして今
今の私の人生で
千衣沙にとっての
楽しい思い出となる。
だからこそ、私は
あの子達に危険な目を
遭わせないように
常に不審者の気配で探ってる。
4日間、今のところはない。
とりあえず、大丈夫そうだ。
スタッフさんたちも
シェアハウスの家中と家外に
カメラを仕掛けてある。
スタッフさんたちも私も
見張っている。
朝ごはんを作り終えて
洗濯物を回し終えた。
干して、皿を並び終えた。
こうして私は
愛する子供たちに
起こしにいった。