テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
66
5,905
495
コメント
1件
田中はいつもどうりで安心したw
それから俺は数ヶ月の間ベッドに寝たきりの生活をしていた。
何もできなくて、少し退屈していた。
部活のない日はバレー部の人たちが交代できてくれて話をしてくれた。
『おー日向きたぞ』
今日のお客さんは田中先輩らしい。
「田中先輩!!!今日は部活ないんですね?」
いつもなら部活のあるはずの今日に来たということは、何かあったのだろう。
「なにかあったんですか?」
俺がそう聞くと、田中先輩は顎に手を当て、記憶を辿るように話し始める。
『それがだなぁ、、体育館の整備ということでしばらく使えなくなったんだとよ』
「その間の部活はどうなるんですか?」
『その間は外で走り込みとかだって大地さんが言ってた気がする』
うーんと唸りながら悩む田中先輩。
急に、『あっ』と何か思いついたように話す。
『そういえば影山がよ〜』
「影山がどうかしたんですか?」
『あいつ、最近調子がイマイチでな、やっぱお前がいないとダメなんだろ!!』
急に大声を出す田中先輩を、看護師さんが注意しに来た。
『すいません、ここは病院なのでもう少し静かにしていただけると、、』
『すいません!!』
看護師さんが出て行った後、田中先輩はヘラ〜っと笑ってこう言った。
『美人なお姉さんに話しかけられた』
ホワホワとした雰囲気を纏って、今にも飛び上がりそうな田中先輩をみて、少しだけ元気が出た。