TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


「爽介ありがとう。爽介が居てくれてよかった ほんとうに、ありがとう」

「俺は大したこと言ってないよ。あたりまえの事を言っただけだよ、なんかあったら頼れよ小森 お前、一人で抱え込む癖があるからいつでも。愚痴でも相談でもなんでも乗るから」

「うん!ありがとう」

「おう!!」

口角を上げ目を細め歯を見せて笑った。

あぁ〜、オレ気づかなかっただけで前から、爽介の事が好きなんだ。 爽介の笑顔もすごく好きだ。

見ているだけで元気が出る…単純だけど

オレも爽介が困っていたら力になりたい。

すごく好きだ。


….ヤバイ。ドキドキしてきた、爽介見てたら顔熱くなってきた…。

「小森どうした?少し顔赤いけど…大丈夫?」

「うん。だ…大丈夫 そろそろ出ようか」

「だな」

会計を済ませ外に出た。

「腹いっぱい食べたな」

「うん」

ダメだ、ドキドキが止まらない…まともに顔見れない

「小森」顔を覗き込まれて慌てて爽介から距離をとった

近い…近いよ。オレ本当に爽介のこと…

顔が熱くなるのが自分でもわかる、必死に平静を装い

「大丈夫。話し聞いてくれてありがとうな。じゃあまたな」

「おう、気をつけて帰れよ」

「うん、爽介も」


爽介と別れた後、無我夢中で家まで走っていた。信号のとき以外は止まらず、ただひたすら走った。

あたたかなものが胸に広がってゆき口元が自然にほころんだ。

本当に…オレ爽介の事好きになっちゃったんだ。友人として好きとか

憧れとして好きじゃなくて

一人の男として好きになったんだ。

今は、爽介のことばかり考えてしまう。


この作品はいかがでしたか?

44

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚