💜side
💗『 へぶ!!』
💚『 あーけちゃがころんだぁ 』
💙『 だから滑るって言ったのに!! 』
💗『 うぅ… 』
💛『 けちち怪我ないー?www 』
❤『 ほんとに心配してる????www 』
💗『 あっきぃひどぃ、、🥺 』
💛『 してるってーwww 』
💙『 ねー皆でこれから飲み行こーよー 』
💚『 お、ええなぁー 』
💜『 … 』
あの日は、頭がずっとぼーっとしてた
何かに取り憑かれたように
今思えば、たぶんぼーっとしてたんじゃなくて
当たり前だと思ってたから
少しその場にいるのが苦しくなってしまったから
飲み物件探して皆でふらふら歩いてた時、
ちょっとした迷子になった
💜『 あれ… 』
静かになったななんて思って周りを見る
そこでやっと気づいた
その後すぐにみんなが駆けつけてくれたから
あんな状態の俺は助かったけど
1つだけ、異様にはっきり覚えていることがあった
『 …にゃーん、 』
黒い毛並みに黄金色の瞳をした猫が、俺の前を横切り、こちらを見て鳴いたこと
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