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その転機というのは、僕たちの芸名というかコンビ名を変えるきっかけが訪れたのだ。大学2年の春のことではあったが、一年に一回キャプテンという名の代表者の一声で一昨年くらいからその制度が出来たんだそうだ。
コンビ名は言わずもがなめちゃくちゃ大事だ。なぜなら、世に出た時にテロップや、言葉として出るからだ。僕たち最初のコンビ名は牛魔王だった。素直にかっこよくてラスボス感があるからそれにしたのだがあとドラゴンボールのチチのお父さんの名前で健人が大好きだからだ。
3人で次のコンビ名の構想を練って、そして彼女の佳奈と妹ちゃんにも相談して集まったりして。ポテトガンだとか、ポッキーだとか、テロップとか色々な名前が浮かんだがどうにとピタッとこなかった。そこで僕は言い放った。
俺が漫才を始めたきっかけは、人を楽しませたいからだ。障害を持っていても芸人として活躍してる人は僅かながらいる。俺は聴覚障害で聾者(ろうしゃ)だけどいままでいろんな不便やいじめを受けたりしたけどお前たちがいる心強い味方だと言い放った。
俺だからこそ作れるコンビ名にしようと。
ノイキャンという言葉をくちにした、ノイズキャンセリングの略だが将来そう言われるように頑張ろうそして。ノイズキャンセリングに逆行して耳が聞こえない人でも障害を持っている人でも楽しめるような腹を抱えて笑えるようなそんなコンビニしようと言い放った。
周囲にいた、仲間含めて漫才サークルの奴らも乗り気で賛成してくれた。
俺はいつの日か、この言葉というパワーを持ってして人を笑わせ名を馳せるんだと誓い叫んだ。
ノイキャンと言う名前が大学で名を馳せだして、NSCにも入りながら漫才サークルで4.8月に入賞を果たした。
ここで、NSCの話をしておくが。
そこは18歳からなら面接を受けてある程度の試験を受けたあとは入れる。レッスン時には、漫才のみならず演技、言葉の授業等もあり。卒業生のかの有名ないまバラエティーに出まくっているあの人やこの人だってきて優しくわかりやすくレッスンをして下さるところなのだ。入学してから大学と同じで2年が経とうとしているがかなりの出来栄えで1年の時には首席で漫才の見せ合いのグランプリを獲得した。その時の名前は牛魔王だがいまはノイズキャンセリングである。
そうして、彼女とも相方とも、サークル仲間とも順調だった僕にまたまたある出来事が訪れるのであった、、、