コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
3年生になった頃には僕と健人は身なりも心も成長していた。どういうことの経過かわからないが、3年の文化祭で、漫才をやってみないかと言うことになった。もちろん1年の時からその機会はあったが僕たちは3年の時期を狙っていた。
なぜなら、3年になったら賞金が1年の時の倍になるからだ。総額20万円である。
一般的な大学生からしたらそれは大金に過ぎなかった。なので、1年の頃から構想を練っており。
その漫才を披露する時がまじかになり。時がきたのだ。文化祭の大会と言っても、他大学から沢山集まりバトル戦のような感じになるのだ。
合計15組の中から頂点を決める。名声と、賞金をかけて挑んでくる3年たちの漫才はおぞましいほどのオーラを放っているのを見てきた。
そこから有名になって、エムワングランプリの準々決勝進出とかまで行った先輩たちも見てきているので期待に胸を踊らせていた。
そんな時当日が近づいてきていた、ただ健人と僕は成果を発揮するだけだったのだ。
僕の中で、座右の銘がある「逆境こそ楽しめ」だ。これは自分で作った造語というか、言葉で。おぞましいほどのオーラとか雰囲気とか緊張を呑み込んでしまえと言うような意味あいがある。
少し漫才だけの話に傾いていたが、例のというか彼女の佳奈とは順調に交際が進んでいて。東京ディズニーシーにデートに行ったり、沖縄の水族館、大阪万博にもいったりしていた。彼女の劇団は順調なようで他大学とのコラボ演劇をするそうだ。
こうして楽しい時間を過ごしていると自分が障害者だとううことを忘れるいや忘れてると言った方が正しいであろうか。嫌なことを思い出すくらいなら、前向きに考えて行った方がいいと感じていたのだ。
彼女はいつも優しい、手料理を振舞ってくれたり、毎回オシャレな可愛い服装でおめかししてくれたりサービス精神旺盛だ。流石阪大のプリンセスの言われているだけあるなと思った。
所で、文哉は最近精神的にきているそうで。3人でバーベキューをしようという話になった。もちろん僕の家で。3人とも一人暮らしをしていたが僕の家が1番大きかったから。周りの家に迷惑がない範囲でしようということになった。
バーベキューというのは最高だ、なぜなら匂いが漂う。俺の家は最高だぜと誇張しているような感覚に陥り色々な欲求が満たされていった。
文哉はどうやら、操という病気で悩んでいるらしい。
どんな病気なの?と聞くと
んー、考えが止まらないってやつだな
僕は言ったでもそれって考えを変えたらアイデアの宝庫じゃん!と思ったことをそのまま投げかけたら
あの、文哉が爆笑した。いまいち何処が面白かったのかはわからなかったが。お前らしい発言だなとか言ったりした。
健人もけんとなりに、それはお前の個性だと思うぞと言い放ち場は笑顔に包まれた。
そして、当日他校もやってくる漫才の大会文化祭がやってきたのだ、、、