尾田side
立華「尾田さん、!!」
尾田「どうしました」
立華「私の大切なものが無くなりました、」
尾田「大切なもの、、?」
立華「指輪です、、」
指輪、、?
社長普段つけてないよな、、
まぁ、昔女から貰った物とかだろうな
尾田「付けてましたっけ」
立華「普段使いはしてないのですが」
立華「家ではつけているので」
尾田「最後に見たのっていつですか」
立華「あまり記憶にありませんが」
立華「家で寝る前に外したのは覚えています」尾田「い、家、、、ですか」
社長の家って、、、。あの部屋だよな、、
立華「一緒に探してください。お願いします」立華「大切なものなんです。」
尾田「分かりましたから」
尾田「とりあえず行きましょう」
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ガチャッ
尾田「おじゃまします、、」
尾田「あれ、」
尾田「部屋。やけに綺麗ですね」
立華「え、あ。まあ」
部屋が(社長にしては)綺麗すぎる。
探すついでに片付けたのか、、?
いや。それは無い、、と思う
女、、、いや違う。絶対にない、、。
立華「尾田さん、、?」
尾田「え、あ。早く探しましょう」
尾田「ありますか」
立華「無いです。。」
尾田「もうよくないですか?」
尾田「そのうち出てきますよ」
誰かも知らねぇ相手に何嫉妬してんだよ、、社長にも女くらいいただろ、、
立華「嫉妬、、ですか?」
尾田「え、」
立華「いや。凄く悲しそうな、、浮かない顔をしていたので」
尾田「嫉妬するわけないですよ。誰かも知らない相手に、、」
立華「え?」
尾田「、、?」
立華「いや。なんでもないですよ」
カランッ
立華「あ!ありました!」
尾田「良かったです、、え。それって」
立華「はい。何年も前にあなたから貰ったものですよ」
尾田「そんなもの、、まだ持ってたんですか
立華「外で使う訳でもないのに、、」
立華「何故か捨てられなくて。」
尾田「、、っ」
立華「ふふふっ」
立華「自分のあげたものに嫉妬している尾田さんも可愛かったですよ」
尾田「あ、いや。それは、。」
立華「明日からは外使いもしましょうかね」
立華「左手の薬指にでも、、」
尾田「はっ、、!?/ / / 」
立華「今日は色んな感情の尾田さんが見られて楽しいですね」
尾田「そう、、ですか」
立華「ふふっ、顔真っ赤ですよ」
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