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ロシアの絶叫が部屋中に響いた直後。
アメリカは懐から、小さなリモコンのようなものを取り出した。
「……なあロシア。昨日の記憶、あんまないんだろ?」
「それがどうした!! そ れ が ど う し た !!!💢💢💢」
「じゃあ、見せてやるよ。君の、昨日の“最高の一瞬”を。」
「……は?」
ピッ。
――テレビのモニターに、映像が流れ始める。
ザザッ…
映ったのは、ベッドの上で赤ら顔のロシア。
肩ははだけ、髪は乱れ、そして……
『ん……ぅ、……だ、か、ら……や、め……っ……』
甘い、震えた声。
その瞬間――
「消せぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ロシア、テレビに飛び蹴り!!!!!
バリィィィィィィィィィィン!!!
モニター、粉砕。
「お前何再生しとんじゃあああああああ!!!!!!!!!
ふざけんな!!!それ誰にも見せるなってレベルじゃねえぞおおお!!!!💢💢💢💢💢」
アメリカは爆笑しながらスマホを取り出す。
「大丈夫!バックアップもあるし!」
「誰か殺処分しろこいつを!!!!!!」
イギリスは紅茶吹き出しながら咳き込んでるし、
カナダは顔を真っ赤にして「これ見ちゃいけないやつだよ…」と震えている。
フランスは笑いながらクラッカー鳴らしてる。
「おめでとうロシア!君のあまあま喘ぎ声、この世に記録されちゃったねぇ~?」
「その言い方をやめろォォォォ!!!!!!!!!!」
ロシア、火山の如く顔真っ赤。
「もう誰も信じねぇ……国家レベルでお前ら許さん……」