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まじお久しぶりです笑笑笑笑

尋と申します( ఠఠ )

最近寒くなってきましたね。何ヶ月ぶりでしょうか……そろそろ更新しないとフォロワーがどんどん消えていくので…。とりあえず書いていこうと思います👍

てな訳で今回は彰冬です👍

最近ほんと彰冬に沼りすぎて……。一日中彰冬漁ってます☝️

「アンドロイドな君に色付けを」

です!

見たままのアンドロイドパロとなっております👀アンドロイドパロあんま書かないんでちょっと変なとこがあると思いますが……そこは妥協お願いします😐

では早速、

久しぶりの!笑笑笑笑

本編へどうぞ!!















⚠冬弥カタカナ表記。冬弥アンドロイド。彰人口悪い。(いつもです)アンドロイドパロの二次創作です。イベントストーリーやユニストには存在しません。⚠



















アンドロイド。

この世には “アンドロイド” が存在する。人型で、一見人間のようだが、首の裏側にナンバーコードが付けられている。

人は皆アンドロイドを嫌う。言葉も発せなければ、特に何かをする訳でもない。ごく稀によく話したりするアンドロイドも居る。極小数だが。アンドロイドはただ、邪魔な存在なんだと。居ても意味が無い。そう思う人が過半数だった。

…オレもその1人だから。アンドロイドなんて居なくともオレ達人間はやって行ける。アンドロイドが居ないだけで世界が終わる訳でもない。

何故アンドロイドなんてこの世にあるのか。別に要らないのに。






────







▼出会い

ザーザーと鳴り止まない空。

今日は一日中大雨で、ずっと気分が下がっていた。外にも出られないし、読書なんて柄にない。まず本とか読まねえけど。

帰りもずっと大雨で、制服や髪の毛はビショビショ。

とてもじゃないがそのまま家の中へ入れる様な容姿ではなくて。

(…あー…これは絵名がキレそうだな…。)

なんて考えながら近道をしようと路地裏に入った。

普段は通らないが、たまーに遅刻しそうになった時や、友達とふざけて入る、なんて事はあった。

雨の中の路地裏は薄暗くて、少し気味が悪かった。

路地裏をズンズンと進み、何やら陰が見えた。路地裏をわざわざ通る奴がいるか……?なんて考えたが、オレは足をとめなかった。

「(…人…?)」

人のようだった。震えながら体を縮こませてしゃがみこんでいる。顔には痛々しい傷が多数できていた。殴られたような跡、火傷のようなものまで。

────何があったんだ…?虐待か…?

気になって仕方がなく、声をかける事にした。もし逃げられたら…ま、仕方ねえからほっとく事にしとく。

「……なぁ」

「……!?」

そいつは肌が白く、目は綺麗なアイスグレー。髪の毛は2色でサラサラしている。肌をさらけ出していて、一言で言えば────いや…なんでもない。

綺麗な見た目をしていて目が奪われた。

そいつはしゃがみこんで居るため上目遣いでこちらを見ていた。雨が降っているからビショビショになった服。少し赤らんだ頬。

…申し訳無いが、凄く……

「…こんなとこで何してんの?」

「……」

「……?」

喋らない。うんともすんとも。ただ互いの息遣いが聞こえるだけ。

何か困ったような、怯えているような、悲しそうな顔のような───

そこでオレはひとつの思考に至った。喋らなくて何もしない、怯えたような目。全て完結した。

こいつは……

────アンドロイド だ。

「……お前、アンドロイドか?」

「……っ…!」

「……」

この反応を見る限り、アンドロイドなのだろう。

…アンドロイド。オレはアンドロイドが嫌いだ。

1度アンドロイドと遭遇したことある。

言葉も発しない。指示がなければ動かない。アンドロイドは邪魔な置物みたいだ。

「…やっぱりな。」

「……」

「…」

「寒くねえの。」

「……」

震えながらコクコクと頷くだけ。

震えているのは、寒さのせいからか、人間への恐怖心からか。どちらか分からないが、可哀想な程に震えている。

相手は目を合わせない。合わせないようにしているようだった。合わせない事によって確信した。こいつは人間不信に陥っている。恐らく、何度も人間から暴力や暴言、色々なことをされてきたからだと思う。

普通のアンドロイドなら、オレは見捨てていたかもしれない。でも、こいつは、こいつだけは放っておけないと思った。静かにそいつの裏側に回って首元を見た。

「……」

────No.0108_525

「……。なあ。」

「……?」

「俺ん家、来るか?」

「!?」

このまま外にいても何の解決にも至らないからオレの家に連れていくことにした。そうやって声をかけると、さっきよりも怯えたような顔をして、警戒心を強めていた。

…こいつ訳ありすぎだろ。

それが思ったことだった。何に対しても怯えるばかりで、話にすらならなかった。

だから嫌いなんだよ。アンドロイドは。

ただでさえ話せねえくせに。調子乗りやがって。

怒ってる訳では無いが、なんで怯えて居るのか、震えているのか疑問ばかり頭に浮かんでくる。オレは我慢出来ずに言ってしまった。

「チッ…おい。んでそんなに怯えてんだよ」

「……っ」

「なぁ。」

「……っ…ッ……ぃ」

「…?」

「ごめ…な…さ…ぃ……」

「……!?」

聞こえてきたのはくぐもった声だった。

喋った。あのアンドロイドが。

そういや、極小数だけ喋れるアンドロイドが居ると昔聞いた覚えがある。世界に数百人しか居ないのに。

とりあえず話をちゃんと聞いていて、話せるようならまだマシだ。まあ、怯えられてるけどな。

「ぁ……いや、怒ってるじゃねえんだけど…」

「ご、めん、なさ……っ」

「……」

オレはそのアンドロイドの腕を引っ張りあげて立たせた。意外とオレより背が高くてちょっとイラってきたが……。

仕方ねえ、強行突破だ。

そう思って、そいつを姫抱きにして家に向かった。こいつは1ミリたりとも理解していなかったが構わない。



𝓽𝓸 𝓫𝓮 𝓬𝓸𝓷𝓽𝓲𝓷𝓾𝓮𝓭

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