TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


「んじゃ次の英文のうち間違っているのは?」次の日から始まる授業。

雄英でも必修科目である英語などは普通の授業だ。

「おらエヴィバディヘンズアップ盛り上がれーー!!!」

ひざし君…マイク先生のテンションが異様に高いこと以外は。

あの問題の答えは4番かな。

関係詞の場所が違う。

「白米に落ち着くよね最終的に!!」

食堂では一流の料理が安価でいただける。

クックヒーローランチラッシュの料理はお手伝いに行っていた頃から大好きだ。

ちなみに私のおすすめはパスタ。

私はあっさり系が好きなんだ、絶品なんだよ。ひと皿も食べられないけど。

そして午後、ヒーロー基礎学の授業!!

まあ、私は訓練参加しないけどね…。

「わーたーしーがー!!」

「来っ!」

「普通にドアから来た!!!」

教科担当であるオールマイト…先生、がHAHAHAって言いながらドアから入って来た。

「オールマイトだ…!!

すげえや本当に先生やってるんだな…!!!」

「銀時代のコスチュームだ……!」

「画風違いすぎて鳥肌が……。」

一気に教室内がザワザワしだす。

「ヒーロー基礎学!

ヒーローの素地をつくる為様々な訓練を行う科目だ!!

単位数も最も多いぞ。」

グググ…ってなりながら喋ってる、不思議。「早速だが今日はコレ!!

戦闘訓練!!!」

BATTLEと書かれたカードを見せながら言うオールマイト先生。

「そしてそいつに伴って…こちら!!!」

壁がガゴッっと動き出す。

「!?」

「入学前に送ってもらった「個性届」と「要望」に沿ってあつらえた…戦闘服!!!」

「おおお!!」

「着替えたら順次、グラウンド・βに集まるんだ!!」

「はーい!」

みんな元気よく返事をする。

「格好から入るってのも大切なことだぜ少年少女!!

自覚するのだ!!!!

今日から自分は…ヒーローなんだと!!」

私はヒーローコスチュームはないから制服の上から白衣を羽織る。

あと、消毒液とか包帯とか諸々入っているポシェットを持てば終了。

一足先に外へ向かってみんなを待つ。

みんな個性的なコスチュームばかりで面白い。オールマイト先生が前に立ち、最後に緑谷君が合流したら話し始めた。

「さあ!!

始めようか有精卵共!!!

戦闘訓練のお時間だ!!!」

「梓、コスチュームは?」

響香ちゃんが聞いてきた。

「私は参加しないからさ、汚れないように白衣だけ着ればいいかなって。」

響香ちゃん、納得したみたい。

「良いじゃないか皆、カッコイイぜ!!」

飯田君がガションっと手を上げた。

「先生!

ここは入試の演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか!?」

「いいや!

もう2歩先に踏み込む!

屋内での対人戦闘訓練さ!!

敵退治は主に屋外で見られるが、統計でいえば屋内のほうが凶悪敵出現率は高いんだ。

監禁・軟禁・裏商売…。

このヒーロー飽和社会、ゲフン。

真に賢しい敵は屋内にひそむ!!

君らにはこれから「敵組」と「ヒーロー組」に分かれて、2対2の屋内戦を行ってもらう!!」「!!?」

「基礎訓練もなしに?」

「その基礎を知る為の実践さ!

ただし今度はブッ壊せばオッケーなロボじゃないのがミソだ。」

オールマイトの説明を聞いた瞬間、各々が疑問を口にし出す。

「勝敗のシステムはどうなります?」

「ブッ飛ばしてもいいんスか。」

「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか……?」

「分かれるとはどのような分かれ方をすればよろしいですか。」

「このマントヤバくない?」

この質問攻めには流石のオールマイトでも対応しきれず、空を仰ぎながら震えている。

「んんん〜〜、聖徳太子ィィ!!!」

そう言うとピラ…っと紙を取り出した。

「いいかい!?

状況設定は「敵」がアジトに「核兵器」を隠していて「ヒーロー」はそれを処理しようとしている!

「ヒーロー」は制限時間内に「敵」を捕まえるか「核兵器」を回収する事。

「敵」は制限時間まで「核兵器」を守るか「ヒーロー」を捕まえる事。

コンビ及び対戦相手はくじだ!」

飯田君がつっこむ。

「適当なのですか!?」

「プロは他事務所のヒーローと急造チームアップする事が多いしそういう事じゃないかな?」緑谷君鋭いな。

「そうか…!

先を見据えた計らい…。

失礼致しました!」

謝罪が重い!!

「いいよ!!早くやろ!!」

A:緑谷&麗日

B:轟&障子

C:峰田&八百万

D:爆豪&飯田

E:芦戸&青山

F:砂糖&口田

G:上鳴&耳郎

H:常闇&蛙水

I:尾白&葉隠

J:切島&瀬呂

「あれ?

梓ちゃんは?」

チーム分けの中に私の名前がない事に気がついたのだろう、お茶子ちゃんが聞いてきた。「私、訓練参加しないからね。

昨日も言った通り治療要員だよ!」

「なるほど〜。」

みんな納得早いな。

まあ、私が訓練参加したところで一瞬で倒されちゃうのが目に見えてるけどね。

それか私の体力が尽きて自滅か。

オールマイト先生がくじ引きの箱を2つ持ってきた。

「続いて最初の対戦相手はこいつらだ!!

Aコンビが「ヒーロー」!!

Dコンビが「敵」だ!!」

緑谷君とお茶子ちゃん対爆豪君と飯田君。

個性把握テストの時爆豪君、緑谷君に突っかかってたし、心配だな。

けが人でないといいけど。

「敵チームは先に入ってセッティングを!

5分後にヒーローチームが潜入でスタートする。

他の皆はモニターで観察するぞ!

飯田少年爆豪少年は敵の思考をよく学ぶように!

これはほぼ実戦!

度が過ぎたら中断するが、九重少女がいるからケガを恐れず思いっきりな!」

オールマイト先生…。

私がいるからケガしても良いはおかしいでしょ。







面白いと思ってほしい…。

個性最強のヒーラー

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

52

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚