この作品はいかがでしたか?
134
この作品はいかがでしたか?
134
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
…ゾム視点…
俺らの住む搭はEで中間やから
1日目はA搭(北側)で、
2日目はB搭(南側)、
3日目はC・D搭(東・西側)
行くことになった。
~1日目~
総統室や会議室があるA搭
ゾム「……どこも何も怪しい場所は無いな…」
ショッピ「ダクトからも何も無かったですか…地上も何もありませんでしたよ。」
俺らは廊下とダクトに別れて調査している。
その方が効率的だからな!
ショッピ「もう戻りますか」
ゾム「そうやな」
俺はダクトから降りてショッピくんの隣を歩く。
~2日目~
牢屋のあるB搭
ゾム「お前らこの手紙に見覚えないか?」
俺は先日捕まえた犯罪者に聞く。
「な、何も知らないっす…」
再度脅迫して聞く。
「ほっ…ほんとに!」
「俺達、何も知らないんです!」
犯罪者は震えながら答える。
ショッピ「ガチで知らなさそうっすね」
俺ははぁ…と大きいため息をついて踵を帰した。
~3日目~
今日が最終日だ。
ゾム「Cから先に行こうか」
C搭は図書室や武器庫、医務室等がある所だ。
今日は1日目と違い、2人並んで歩いた。
ぺ神「ゾム!ショッピくん!」
2人で武器庫を調べていると廊下の奥からしんぺい神が話しかけてきた。
内容はもう怪我は大丈夫か?ということと捜査は順調か?ということだった。
ぺ神「なら良かった!…気をつけてね?」
そう言うとE搭へ向かって歩いていった。
ゾム「気づいとるっぽいな」
ショッピ「そうっすね」
俺らは更に奥へ進み、何もないことを確認した。
…………。
ゾム「…次はD搭行こうか!」
俺らは昼休憩の後、D搭へ向かった。
D搭…一般兵士達が住まう寮のような場所
ほとんどの兵士は訓練へ向かったのか半数以下しか人が居なかった。
(特に今までと変わった様子は無いか…)
ショッピくんも同じようで特に何も発さない。
……
……
ゾム「戻ろうか」
ショッピ「…そうっすね」
俺らは早めに切り上げ、部屋へ戻ることにした。
ーショッピの部屋ー
…バタン……。
ゾム「流石にもうついて来とらんな」
ショッピ「はい。もう大丈夫そうです。」
俺らはコソコソと話す。
実は俺らが調査していた3日間、後をつけられていたのだ。
初日はグルッペンや他の幹部が大勢いるのでE搭へ続く通路に居た。
しかし、2日目、3日目はだいぶ近いところまで近寄ってきて居たため、ぺ神にも警告されたのだ。
ショッピ「確実にゾムさんが居ない時を狙ってますよね…」
ゾム「ああ…でもこれで確実な証拠が手に入るな」
ショッピ「はい!出席書の確認を取れば3日分休んでいるはずですから!」
出席書…(訓練に出た者の名前が書かれた名簿。各班にある。)
ショッピと俺はA搭に向かい、トントンから出席書をもらった。
ショッピ「あれ?シャオさんの班のじゃないんですか?」
俺はトントンから俺の班の出席書を受け取った。
ゾム「これでええんや」
出席書には全員出席と書かれており、欠員が居なかった。
ゾム「トントン、これを持ってきたんは仕切っていた人(田式とする)か?」
トントン「そうやで」
やはりアイツか…
ゾム「ショッピくん明日行く場所決まったで」
ショッピ「え?」
そう言うと俺は戸惑うショッピくんと一緒に部屋へ戻った。