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鈴の音が鳴ると同時に、ドアのラッチ同士のぶつかり合う音が響く。
森林の中に居るような涼しい空気が広がる空感は
来たことのあるような懐かしい雰囲気と何処か恐ろしさを纏った御店。
カウンター近くに立っている絵に書いたような美しい男の子が
「ようこそ。」
と、微笑みかける。
その男の人は頭のてっぺんからつま先まで白さを纏っている。だが、唯一目だけは縹色に近く、細長い瞳孔は彼の美しさを強調している。
白い男の子は御店の席を通り過ぎ、奥の奥にある個室へと案内した。
こちらへ_
。
個室に入ると、朱殷色の目をした一見天使のような悪魔のような女の子だった。
女の子は表情を変えずに口をひらく。。
「御注文をどうぞ ー 」
とね。笑