今回はふぁるの様からのリクエスト(?)です!
ちょっと内容謎なところもあると思いますがお許しください。
それでは行ってらっしゃい!
(※学パロでmcfw、fwが保健室の先生やってる。)
mc「い”っ…またか…」
いつも通りの部活動でいつも通り怪我をする。
先生や先輩にはいつも「練習のしすぎだ」とか色々言われるけど、こうでもしないと大会で何も成果を残せない。
mc(…今日こそ怒られる気がする…)
別に成績が悪いからなんて理由じゃない。いつも周りに乗っかってちょっとふざけてるだけで、ちゃんと真面目ではあるからな。
ガラッと音を立てて保健室の扉を開ける。この時期になると寒さで扉が少し固く開けづらい。
すると扉を開けた先にはいつもと違う光景があった。
fw「いやッ!離せってば!」
mb「ねぇ、何で俺から逃げんの?俺のこと好きって言ったのにさ」
fw「だからッ!言ってへんって何度も言うとるやろ!」
3年1組の副担が不破先生のことを壁まで追いやって脅していた。…いや、脅していたというよりも“襲おうとしている”の方が正しいかもしれない。
確か3年1組の副担の先生は既婚者で、夫婦仲は円満だと言う噂を聞いたことがある。が、それと同時に浮気癖がひどく、綺麗だと思ったら性別関係なく手を出すと言う噂も聞く。まあ、噂はあくまでも噂だ。疑っている生徒も多々いるであろう。
そして今、夫婦仲が円満ではない事が証明された。夫婦仲が円満じゃないと証明されてしまえば、どちらの噂が正しかったのか。そんなの簡単だ。
机の上で震える副担の先生のスマホから声が聞こえてきた。電話に出ないと留守番電話サービスに繋がるため、音声を残せる。そのおかげで、怒り狂った先生の奥さんの「昨日書いてもらった離婚届け、役場に出したからね!もう帰ってこないでちょうだい!あと、貴方が言っていた綺麗な男性の方にも二度と手を出すんじゃないわよ!」と言う音声が保健室中に響き渡った。
この音声を聞いただけでわかる。この男は既婚者なのに同僚を襲おうとするほどで、底辺の中の底辺、最低中の最低という事が。
mc「あの。何してるんですか?」
mb「はぁ?何だお前」
mc「先生、既婚者ですよね?今さっき奥さんからの電話、聞こえなかったんですか?」
mb「…はっ、電話なんて掛かってきてるわけが…」
そう言いつつも汗を流しながらスマホを確認する副担の先生。すると着信履歴を見たのか一気に血相を悪くして電話を掛け始めた。
その間にそっと不破先生を自分の膝の上に座らせる。これで大丈夫。
mb「チッ… まあいいや、不破せんせi…」
電話を終えて(多分出なかっただけ)先生がこちらに目を向けると想像通りの顔をしてこちらを睨んできた。
mc「…不破先生のこと狙ってるなら言っておきますが、不破先生はすでに僕のものなので。貴方みたいな人が不破先生に近づくと僕が貴方の首を跳ね飛ばしたくなってしまうので。なので僕が犯罪者にならないためにも、今後一切私情で不破先生に近づかないでください」
mb「でもこいつはッ…湊はッ、!」
mc「…は?お前みたいな奴が不破先生のことを名前呼びするなんて許されないんですよ、分かります?」
mb「湊は…俺のことッ…」
mc「勘違いしているようなので言わせてもらいますが」
副担の先生の言葉を遮って、先生を強く睨みながら今1番言いたい言葉を放つ。
mc「湊はお前の事なんか1ミリも好きじゃねえから」
mb「ッ…もういいッ!」
先生がガラッと音を立てて扉を開ける。その行動も考えていたので、もちろん対応済み。
hr&kg「はい、一旦止まってください」
mb「だ、誰だよお前ら…!」
hr「誰って…」
hr&kg「不破湊の兄ですけど?」
kg「少し外でお話ししましょうか。警察も呼んでいるので、逃げ場はありませんからね?」
mb「ッ⁉︎離せっ!」
叫ぶ先生を連れて不破先生のお兄さん達が出ていく。
この間不破先生の家に遊びに行った時に出会った、不破先生の事を愛してやまないお兄さん達。まあ、兄と言っても従兄弟だという。小さい頃から不破先生の世話をしてたらしく、実兄ではないが不破先生からしたら実兄と同様だと話してくれたのを思い出す。
fw「…兄ちゃん達は仕事帰りか…」
mc「ええ、連絡したらすぐに来てくれましたよ」
fw「そっか、あとでちゃんと感謝せんとな」
mc「それより怪我ないですか?痣とかできてませんか?」
fw「もちさんが助けてくれたから全然平気やで。んで、もちさんがここに来たってことは怪我したんやろ?」
mc「まあ、はい…」
ちょっと申し訳なさそうに言うと不破先生はにっこりと笑って僕の頬を軽くつねった。
fw「もちさんの傷は努力の証。何もそんなに悲しそうにすることじゃないよ。たまにもちさん以外の剣道部の子も来るけど、傷跡とか怪我とかもちさんより全然少ないもん。俺はもちさんがどれだけ努力してるか知ってるからね」
そう言って僕の頬をつねっていた手を頭上に持っていって優しく撫でてくれる。
mc「…不破先生は…ふわっちは、何でそこまで僕の味方でいてくれるんですか」
fw「んぇ?だって、俺もちさんの事大好きだもん。努力してるとか見てると俺も頑張ろーって思えるし、それにもちさんが努力してる姿はいっちゃん輝いててカッコよく見えるねん」
mc「…だから僕が練習してんの見てるとずっとニコニコしてんのか」
僕がそう呟くとにゃははと笑いながら湿布を貼って包帯を巻いてくれる。
fw「…はい!できたで!」
mc「ありがとう、それじゃ」
僕が立ち上がって練習に戻ろうとすると、ふわっちに裾を引っ張られた。
fw「ね、もちさん。今日くらいは2人で過ごしたいなぁ…なん、て…///」
耳まで赤く染めて上目遣いで僕の方を見つめてくるふわっち。正直言って可愛すぎる。こんな風に頼まれたら断れない。
mc「…丁度、今日は親が仕事で明後日の夜まで帰ってこないので」
fw「じゃぁ、もちさん家に泊まってもええの…?」
mc「いいですよ、一緒に帰りましょうか」
愛しい恋人の頼みだから、という理由で、行こうとしていた練習には今日はもう行かないと決めた。練習は明日もあるんだし、あんまり無茶するのも違う。それに
fw「んふふっ♪やったぁ♪」
と可愛らしく喜んでいる恋人はきっと今日だけ。いつものツンデレも良いけれど、今日みたいな甘えたは特別だから。
それに、最近一緒に過ごせなかった。こんなに可愛い可愛い恋人があのお兄さん達に取られてしまっているのを考えていると嫉妬でどうにかなってしまいそうだった。
でも、今日は僕の恋人である不破湊でいてくれる。学校の先生である不破湊でもなければ、あのお兄さん達といる時の不破湊でもない。僕だけの不破湊だから。
mc「じゃあ、待っててください。部活から荷物持ってくるので」
fw「はぁーい♪俺も準備して待ってるからねぇ」
少し急ぎ足で部室まで向かう。
今日はいつもよりも気分がいい。
明日は休みだから、今日は2人でゲームでもしようか。そして明日は2人で出かけよう。ずっと見せたかった街のイルミネーション。そして、彼が欲しいと言ったものをプレゼントしよう。
なんて沢山考えながら準備をして、保健室へ向かう。
fw「あ、もちさーん!帰りましょ!」
mc「ふふっ、帰りましょうか」
fw「流石に寒いねぇ〜」
mc「ふわっち、手出して」
fw「え…?」
mc「手、繋いだらあったかいでしょ」
顔を真っ赤にしてフリーズしてるふわっちの手と自分の手を恋人繋ぎで繋いで歩き出す。
fw「ッ、ホンマにもちさんには敵わんなぁ…///」
この季節のこの時間では、もうすっかり日も暮れて綺麗な星が見える。
星空の下、2人手を繋いで歩幅を揃えながら歩いた今日は、きっと生涯忘れることはないだろう。
はい、お帰りなさい!
いやぁ…本当はもうちょい良い感じにしようかなぁって思ってたんですけど限界でしたね。
今日はドーナツホール聞いて誰かの配信見ながら宿題終わらせて寝ます。
それではまた次回お会いしましょう!読んで頂きありがとうございました!
コメント
5件
リクエストください…お願いです…くだせぇ…
fwが先生か…良いな😊😊シチュがもう神ってるから最高なんですけど、最後のfwが誘い受けの雰囲気かもし出してたのでこ~れは、性癖ですね…😭😭幸せ提供ありがとうございます💞🥰
はい。好きです!!!!!!💕 えぐい、、俺が好きなシュチュすぎて泣いちゃう、、😭 やっぱり、お兄ちゃんと彼氏は強し。この夜はきっとfwが可愛く誘うんだろぉな〜(ニヤニヤ)