テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
点滴で繋がれている
防衛隊を支えていると言っても過言では無いその細い腕
ボクはこの光景に何度慣れれば良いだろうか
あの後はすぐに医務室に運ばれ、点滴を打っている
やっぱり、話によると侵食が進んでいるようだ
鳴「…バカ師匠」
そう言っても反応はしない
鳴「なんでこんなになるまで隠してた…」
その左腕は半分が黒くなっていた_。
・
長「また会議だと言うのにあいつは…」
また部屋で引きこもってゲームしているのか
そう思い扉を開けた
長「…いない」
珍しい事もあるものだ
しかし、こうなると何処にいるかわからんな…
その時、廊下の向こうから足音が聞こえる
亜「長谷川副隊長」
長「亜白くんか」
亜「鳴海隊長を知りませんか?」
長「私も同じ事を思っていた」
今日は合同演習がある
後、三時間程で始まるから様子が心配だったんだろう
亜「鳴海隊長の居場所を知っている…あ」
長「どうしたんだね?」
保「鳴海隊長の場所?」
亜「あぁ。後三時間程で演習が始まると言うのにまだいないんだ」
保「僕もわかりませんねぇ…蒼なら知っとるんとちゃいます?」
亜「電話してみよう」
プルルル…
ガチャ
亜「蒼か?鳴海の居場所を_
鳴「ボクなら医務室にいる」
亜「!!、蒼ではないのか」
鳴「【侵食】が進んでいるのを隠していたからな。当然医務室行きだ」
亜「本当か…私達も行く」
・
保「…つまり、隠しとったんですね」
鳴「このバカ、昨日手合わせが終わった途端に倒れてな」
亜「しかし…」
蒼の腕を見る
亜「こうも侵食が進んでいると心配だな、一年で少し伸びる程度だったのに」
鳴「やっぱり、あの行方不明だった一年に何かが絶対あった。」
珍しく本気になっている
師匠の事になるとそうなるか。
鳴「レティーナで見ても、やっぱり侵食は今までにないスピードで体を喰っている」
亜「早急にその対策が必要か」
鳴「こんな事になるんだったら最初は第一で預かる。保科もそれでいいな?」
保「別に構いませんよ」
亜「私も大丈夫だ」
時計の針があと二時間半だと指している
その時_
長「鳴海、亜白、保科、怪獣だ」
鳴「わかった」
亜「了」
保「了」
皆が足早に出ていく中_
鳴「…毎回無茶すんな」
・
バラバラ…とヘリコプターの音が煩く聞こえる
怪獣は海上にいた
既に近隣は避難完了しているようだ
鳴「今回も9号の仕業か?」
保「でも、こんだけ規模がちっちゃいと9号らしくないですね」
確かに第3の立川と言い、9号は何かと進行規模が大きい
逆に不自然だな
その時_
小「海上200メートル先に本獣クラスの怪獣出現!」
確かに、海の先に大きい怪獣がいる
だが、これで終わりか?
鳴「お前等は雑魚をやれ、ボクはあの怪獣をやる」
保「了」
ヘリコプターから飛び降りる
上から銃剣で突き刺す
水飛沫が盛大に上がる
鳴「…チッ、核がズレたか」
怪獣がこちらを向く
そして咆哮を撃とうとする
その時_
パァンッ、と核が撃ち抜かれる
その距離は_
小説書けなくなってきたな…