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【設定】
てるとくん×まひとくん。
※解説あり
※ゆきむらさんいます
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《約束だよ》
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カタカタ…と静かな部屋にパソコンを打つ音が鳴り響く。
💖「ふぅ…………」
息を吐いて時計を眺める。もう針が1時を指していた
💖(日にち…跨いじゃった……)
1区切りついた編集から離れようとLINEを開く。
すると1人の大切な人からの通知があった。
💖(……………………まひちゃん!)
少しばかり気分が上がってトーク画面を開く。
するとそこには
💙【あんまり無理しないでね。おやすみ】
とあり、つい表情が緩む。
僕の何よりも大切で、大好きな人。まひちゃん。
君さえいれば、他には何もいらない。
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【ねぇ、似合う?✨】
ポチ、とSNSに上げる自分のライブ写真。
すぐにいいねや拡散のマークがつく。
【かっこよすぎます…】
【目の保養……】
チラ、と確認してまた作業に取り掛かる。
今日はグループの長尺動画。
淡々とサムネイル、動画を作っていく。
💖「ふぅ………………………」
ため息をついて目を擦る。
💖(寝ちゃ、だめだ…………)
けれどもそんな指示に従う訳もなく、目はゆっくりと閉じていく。
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“……ゃ………………る………ん”
“てるちゃん”
💖「っ!!!!」
はっと目が覚める。
時刻は6:00。
💖(もう、こんな時間……)
💖「ふぅ…………………………」
ため息をついて目を擦る。
けれどもまだ動画は全然終わってなくてまた編集に取り掛かる。
その時。
ピロンッとスマホが鳴った。
💖(こんな時間に…誰……)
答えはメンバー。全員からメッセージが送られていた。…ゆきむからも
💛【てると大丈夫?大変なことは俺達に頼んでね】
💚【やるのはいいけど時には頼れ】
❤️【てるちゃん大丈夫?今日で5徹目だよ??】
💜【お前最近ヤバいだろ、無理すんな】
💖「……みんな心配性だなあ、」
大丈夫に決まってるでしょ。
5徹くらい、やってる人いっぱいいるよ。
大丈夫に決まってるでしょ。
みんなの為に頑張らないと
大丈夫に決まってるでしょ。
まひちゃんのためにやってるの
💖「……僕が頑張らないと、」
そこで思い出す。むむにご飯をあげてなかった。
ご飯を準備しようと立ちあがる。
ふら、と体が傾いた。
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目を開けると、白い天井があった。
💖(僕、何してたんだっけ、、)
目をパチパチとさせながら先程のことを思い出す。
💖(ああ、僕倒れたのか)
眠たい目を擦ろうと右手を動かそうとする。
と何かに掴まれて動かなかった。
右側に目を向けて目を見張る。
💖「ま、ひちゃ……………………」
そこには僕の愛する人がいて。
💙「てるちゃん………………?てるちゃん…?!」
💖「まひちゃん、」
💙「良かっ、た…ねえ、大丈夫?ぐあい、悪くない?4日も…寝てたんだよ?」
💖「だいじょぶだよ…そっかぁ、4日………4日?!」
💙「うん…………」
💖「やばい、僕、へんしゅu」
💙「てるちゃん」
そう、呼ばれた。
💙「もう、いいの」
💖「へ………………?」
意味がわからなくて
💙「僕のために、ごめんね」
💙「でも、いいんだよ」
💙「お願いだから」
💙「お願いだからさ」
💙「無理、しないで…………?」
💖「でも、みんなが…まひちゃんが……」
💙「僕はもう、大丈夫だよ…?」
💖「え…ほんと、に?」
💙「うん、大丈夫、だっ、て」
💖「あ、ぅ、ぁ………………」
涙が溢れる。
今まで溜め込んでいたものが一体となって溢れ出す。
💖「よか、ったあ……」
💙「ねぇ、てるちゃん」
💖「なあに?」
💙「メンバーの誰かが、僕が居なくても、1人で背負う必要なんてないの」
💖「…………………………」
💙「きっと……ううん、絶対。みんな助けてくれるから」
💙「1人で抱え込まないで…?」
その言葉に、なにかの線が切れた、
💖「まひちゃんが…いなくなるかも、って……」
💙「うん……………………」
💖「僕が、がんばらなくちゃ、って…」
💙「うん…………………………」
💖「相方だから、さあ…?相棒だから、さあ……?」
💖「恋人だから…さあ……」
💙「うん……………………………………」
💖「頼っても、いいのかなあ……」
💙「いいんだよ」
💙「みんなに、言われたでしょ?」
思い出した、みんなはずっと、僕のことを心配して
“頼って”って、言ってくれたのに
💖「僕、ばかだなあ………………」
💙「やさしい、てるちゃんだもん」
💖「そうかなあ……」
💙「わがままに、なってもいいからね」
💖「……うん、」
💙「約束、だよ?」
💖「うん、…………約束。」
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💖「ごめん、今日具合悪いからこれ頼みたいんだけど……」
❤️「俺やっとくー」
💚「それ俺も手伝う」
💛「じゃあ俺これやるね」
💙「僕もやるー!無理しないでね、」
💖「ありがと!!じゃあ落ちるね」
通話を抜けると同時にLINEの通知が響く。
💜【良かったな】
💖【みんな優しいから】
💜【当たり前だろ、あいつらだし】
💖【そりゃそうだw】
💖「………………………………」
“約束だよ”
💖「守れ……たよね、」
ピロンッ
💙【これ出来たよ!!送るね〜!】
💖(相変わらず早いなあ……)
💖【ありがと】
💙【当たり前でしょ?】
【約束だもん】
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初めましての方は初めまして!
別の投稿でお会いしている方はお久しぶりです!!
騎士Aの短編集を作成しました!
夢主様がいるものはプリ小説の「騎士様と夢主のいちゃいちゃわちゃわちゃ短編集!」でお探しください🙇🏻♀️
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【解説】
ここではまひとさんを💙、てるとさんを💖、騎士Aは⚔️と表記させていただきます。
💙は重い病気を申告されていました。
それは手術をしたら治るかもしれない病気。逆に言えば失敗すれば命に関わるものでした。
安静に過ごすため💙は入院します。
そうすると⚔️は4人。また、💙は⚔️の動画編集やサムネ作りなどを受け持っていたため同じく受け持っていた💖が💙の分まで頑張らなくてはと思い始めます。
それに気づいた❤️💛💚、そして💜は心配してLINEを送ります。
💙の入院はネットに公表していませんでしたが💜は仲のいい活動者として教えられていたり、💖の配信の様子から何となくわかっていたのでしょうね。
ちなみに、💙は入院先から💖にLINEを送っています。
❤️が言う通り💖は5徹目で相当疲労が溜まっていました。
そして、ついに倒れた💖。病院に運ばれ4日間眠っていた間に💙は手術日を迎えていました。
手術は無事成功。
入院中でありながらも💙は同じ病院に入院中の💖に毎日会いに来ていました。
その後💖は目を覚まし💙💖は退院しました。
最後の描写で💖はみんなに頼るようになっています。
配信の雰囲気で💖が頼れるようになったと分かった💜もよかったなとLINEしています。
今回のお話はこのようなものでした。