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人々が減ってきたところで、私は宮様が居る神殿へと向かった。妃凪とバッタリ合いそのまま一緒に行くことにし、神殿に着き雪見障子の外から「宮様。沖刃です」障子を開け中にはいると、宮様と楽しそうに話しているセトがいた。妃凪も入ってくるなり冷たく鋭い目付きでセトを見るなり「大宮様からどかないと氷漬けにするわよ。セト」

妃凪の言葉を聞き、眉間に皺を寄せ「氷漬けって…コワイヨ」

「試してみる?」

「うーん、やめておく。」セトが答えると(パンパン)と音がし「はいはい。終わり、セトもいつまでも眉間に皺を寄せないの。妃凪も氷漬けにするとか言わないの」

宮様が優しく言いセトと妃凪は口を揃えて謝った。


セトと妃凪は仲がいいのか悪いのか….。私にもたまに分からないことがあるが….妃凪もセトも宮様絡みだと喧嘩越しになるからな….

まったく。


「じゃあ、本題に入ろうか妃凪は、沖刃からだいたいの事は聞いてる?」

妃凪に尋ねると真っ直ぐな目で「ハイ!キバさんから話は聞いています。私は、大宮様の考えに従います」

「ありがとう妃凪」

宮様は、一通の手紙を出した。


「この手紙の人」

手紙を我々の前に出した。

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