ずっと草の陰で見てたけど何も無かった
ただ普通の世間話をして色々他の話とかもして終わってた
km「まぁ疑う要素無かったからえっか」
そう思いさっきまで話していた幹部に後ろから声をかける
km「ゆーまくーん」
yu「え?!びっくりした…」
km「別に驚かせたつもりないで?w」
yu「…むぅ」
km「ごめんやんw」
yu「…っていつから話聞いてたんです?」
km「ん?最初からやで?」
yu「…え」
km「ゆーまくんの後ろついて行っとたからなw、ちゃんと最初っからやで」
yu「…盗み聞きするなんて最低です」
km「ごめんやんw」
km「大丈夫やって、誰にも言わんし」
yu「ほんとですか…?」
km「そんなに信用出来ひん?」
yu「いや、そういうわけでは…」
km「じゃあ指切りしとくか?w」
yu「えw…まぁ良いですけど」
km「はい、手出して」
yu「…はいw」
km「指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ーます、指切った」
yu「子供みたいですね…w」
km「まぁええやんw」
km「ほら、夜は冷えるし」
yu「そうですね…ってなんで手繋いでるんですか…」
km「え、だって寒いし」
yu「そ、そうかもですけど…」
km「ずっと俺は隠れとったしホットミルク飲んでへんから温まってへんねん」
yu「…分かりましたよ」
km「よっしゃ、ありがとな〜!」
yu「ていうかなんで尾行してきたんです?」
km「ん?みんなから頼まれたからやで」
yu「頼まれた?」
km「ゆーまくんの様子がおかしいから尾行して調べて欲しいって話になっててん」
yu「あ、深夜に基地抜け出してるの怪しまれてたんですね」
km「そりゃ何も言わずにどっか行ってたら怪しむやろ!」
yu「あはは…確かにそうですよね、すみません」
km「別に怒ってる訳じゃないで?ただ心配してただけや」
yu「そう言われるとほんとに申し訳ないです…」
顔を俯かせてそう呟く
こう見るとすごく子供っぽくて可愛い
いつも拷問してニコニコしてる人間とは全く思えない
yu「…あの」
km「ん?」
yu「今日のこと、皆さんには内緒にして貰えないですか?」
yu「色々相談とかしてるのバレたら気遣わせちゃいそうで…」
km「じゃ俺らの秘密やなw」
yu「…!ありがとうございます」
km「けどなんかあったら俺の事頼ってくれたらええんやで?話ちゃんと聞くかは置いといて…」
yu「じゃあ、その時は頼らせてもらいますね」
一応これでも先輩なのでここは先輩らしく声をかけることにした
km「よし、じゃあ冷えるし急いで基地帰るか」
yu「そうですね」
吐いた息が真っ白に変わる寒さの中、二人の人影は軍の基地へと向かっていた
翌日
hr「それで…どうだった?」
km「あ〜、前言ってたやつのこと?」
hr「そうそう」
ut「昨日行ってきてくれたって聞いたからな」
kyu「気になって全然寝れなかったんですよ?!」
km「そんな心配せんでもええやんw」
tk「それでどうだったの?」
km「特になんもなかったで?気晴らしするためにちょっと軍の基地出てるだけっぽかったわ」
ymd「なーんや、おもんな」
so「この報告が正しいんすけどね…」
hr「まぁ何はともあれ怪しいことじゃないことが分かってよかった!」
ut「ほんとわざわざ夜中にありがとね」
km「ほんまに感謝してや?それにしても俺夜行性の人間で良かったわ!」
tk「夜行性の人間…?」
kyu「初めて聞きました…!」
ut「それを言うなら夜型の人間じゃない?」
km「あ、そっかw」
こうやって笑い合えるほどには今日もM軍は平和だ
𝑒𝑛𝑑
コメント
5件
「むぅ」←はい可愛い。 指切りして?夜中に2人で手を繋ぎながら帰って?子供みたいで可愛い? ニヤニヤが止まんなあああああぁぁぁぁい!!!(うるさい) kmyuてぇてぇ過剰摂取でタヒにそう 夜行性のkmさん最強じゃん(?) 投稿お疲れ様!!!!今回も神作通り越してたよ!!
神作ですよね ! ? りお先輩の物語は何時も!kmyuてぇてぇか何なんですか ! ? 1コメゲットしちゃいました!←は? 何時も何時もりお先輩の物語見るの 楽しみにしてますっ!♡←きmすぎる これからも頑張ってください!