テラーノベル
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※創作BL / 捏造 / 善炭 / ⚠流血・グロ注意⚠
本作に登場する鬼は公式キャラではありません。
episode 3
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俺は炭治郎のあとに続き、整備されていない、荒れた山の中を突き進んでいた。
…近頃土砂崩れでも起きたのだろうか。それとも鬼の仕業か…??大きい岩がそこら中に転がっており、中には大木が倒れていることもあった。
善逸「た、炭治郎…本当にこっちで合ってるのか?」
炭治郎「あぁ…こっちから血の匂いがするんだ、!」
炭治郎の鼻を頼りに険しい道を進むと、
そこには複数の千切れた腕、頭、飛び出した内臓…
そして__
グチャッ_ブチッ,ブシャッッ…… ポタッ‥
…赤黒い汁を滴らせながら骨ごと肉体を噛み砕く、異形の鬼がいた。
???「ゥ゙~ン…,本当ニ”マッズイナァ…コノ子。」
???「使エナイ。」
そうしがれた声で言い放ち、鬼はその肉体を山の奥深くへと放り込む。
善逸「ぇ…、ぇえ…?? 今投げ捨てたァ…?!正気かよ、あのバケモン!!!」
炭治郎「貴様…何をしている !こんなにも沢山の命を無様に……許せない!!!!」
炭治郎が声を放った瞬間、鬼はギロリと形相を変え、俺達を睨んだ。
???「…‥来タカ…鬼狩リ共!」
ギギ‥ギュインッ!!!
首がガクガクと痙攣しだしたと思えば、それはぐるりと回転し、
先ほどまで山姥のようだった容貌は、華麗な女性の姿へと変わっていた。
???「ん…? あら !! いらっしゃい。」
「へぇ…鬼殺隊、ねぇ…? 柱ではなさそう。
自ら餌食としてやって来るなんて…哀れなこと。」
彼女が目を開くと、瞳孔には “上弦の肆” と記されていた。
善逸「ば、ババアが美女に…!?‥じ、上弦の…‥肆‥?!」
炭治郎「きっと顔が二つ付いてるんだ…‥。」
善逸「なにそれ気持ち悪!?!」
???「…五月蝿い”!!」
その瞬間彼女の髪の毛が無数に伸び、善逸の首にめがけて一直線に飛んできた。
炭治郎「善逸…!」
スパンッ_
[炭治郎が髪の毛を斬り落とす]
???「なんとでも言いなさい。…バチが当たるわよ。」
炭治郎「バチが当たるのはお前の方だ…!今からお前の首を…斬る!!」
双咢姫「妾の名は “双咢姫”よ!」
双咢姫「…妾に生意気な態度を取ったこと…せいぜい後悔しなさい!!」
❥・・episode 3 / complete.
半天狗さん…?まぁまぁ ^^
コメント
6件
ヤッバイすっごい作り込まれてるよ… 妾なんか初めてみたから調べてみたけど、「出しゃばるなんて品がないからこの一人称使うけど、アンタ達分かってるわよね?」っていう意味らしい
すごっ、鬼の名前までちゃんとまとまってる、、だと、?