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「――お前に話したいことがある」
それぞれが、ヴァレナと共に魔神の元へ向かうことに同意していく中、レオンがそんなことを言ってきた。
「話したいこと……ですか?」
(……もしかして、王宮のことが心配なのかな)
今この瞬間も、国内で蠢く活性化した魔物が、村や町だけでなく、王都のような都心部にも現れる可能性があるのだ。
(いくらお兄様たちが強いからといって、気にならないはずない。しかも今回の人生では、せっかく二人とも健在なのに……)
などと考えていたヴァレナだったが、続けたのはレオンではなかった。
「ちょっと待て。一体何を話す気だ?」
そんなことを言うエルヴィンに対し、さらに口を開いたのも、なぜかレオンではなかった。
「この旅が終わるま********
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