※今回も愛されネタが強いです。
※嫌なら見るのをやめてください。
(ピピ…ピピ…)
俺らが喋っていた時、電話の着信音が
会社に響く。
「あっ…電話だ…」
俺は閉じつつある目をこすりながら
手探りで電話を探していた。
「あれ…どこだっけ…?」
俺は書類などが散らかってる自分の
机の中から電話を探していた。
ガタッ!!ゴトッ…パリーンッ!!
そして俺は水が入ったコップやガーベラが
入った花瓶を落としてしまったりした。
「くっそ…なんでこんなに
散らかってるんだー!!」
俺の叫びは誰にも届かない…はずなのに。
イェソド「ハヤトさん、もし
良かったら手伝いますよ?」
…どうやら届かないはずの俺の叫びが
同僚に届いてしまったようだ。
「えっ…あっ…」
…少しは相手に素直になっていいや。
「じゃあ…お願い…」
俺がそう言った瞬間、イェソドの
顔はとても嬉しそうだった。
イェソド「…!はいっ!」
きっと頼られて嬉しかったんだな。
「マジでどこにあるんだよ電話は…?」
ガタガタ…
俺は書類かき分けて電話を探していた。
「あーもう…なんで
見つからないんだよー!!」
カタッ…
「あっ、あったぁぁぁ!!!!」
俺はやっと電話を見つけた。
カチャッ
俺は電話に出た。
「はい!こちら技術部署です!」
ガチャッ…
「あっ、電話切られた。」
ここまで探してまで出たのに切られて
悲しいけど仕方ないよな。
電話を探すのに時間かけちゃったし。
「…はぁぁ…」
俺はため息をついた。
ガチャッ…
ティファレトA「やっぱり
そうなってたと思った。」
ネツァク「あ、ティファレト」
…こいつはティファレト。
まだ小さい女の子で同名の弟がいる。
とりあえずAが率直で思ったことを
すぐに言う性格の女の子、
Bが静かで誰に対しても優しい性格の
男の子として判断してくれると嬉しい。
まだ幼いにも関わらず俺が勤めてる
会社のほとんどを支えている「中央
本部」に関するやつだ。俺の癒しの1人。
勿論恋愛的じゃないけど好き。可愛い。
「あー?…あの電話はどうせお前だろ。」
ティファレトA「ちょっと伝えたいことが
あってね…。そしていい加減机を
片付けなさいよ。」
「無理。やる時間がない。」
ティファレトA「あっそ」
「それで、伝えたいことは?」
ティファレトA「この書類のことよ。」
「ふーん…会議か…ん?会議?」
…あ”っ”!!!!(まずい事に気づいた)
「ヤバイ!!!!会議だなんてあいつに
出会うじゃん!!!!」
ティファレトA「でも拒否権は
なさそうよ。」
最っ悪だ…!!!!
「いやだぁぁぁぁ!!!!会議に
出席したくなぁぁぁい!!!!」
ホド「そんなに嫌なんですか?」
「当たり前だろ!?」
マルクト「まぁ、貴方は会議とかを
めっちゃ嫌いますから…」
「いやだぁ…行きたくないよぉ…」
(※結局会議に出ることになった。)
「こ、これから…会議を…始めます…!」
ゲブラー「(たばこを吸おうとする)」
「あっ、ゲブラー!たばこを吸うな!」
こいつはゲブラー。
普段は厳しく粗暴だけど本当は優しくて
ただの照れ隠しでそうなってるだけ。
俺の中では頼りある同僚だ。
「これで…会議を…しゅ、終了します…!」
(やっとこの空間から逃げれる!!
(↑心の中で歓喜の叫びをあげる))
ガチャッ
「よっし!!やったぁぁ!!」
ケセド「何してるんだ?」
「あ”っ”…(絶望の声)」
出たよ問題児3号…こいつはケセド。
普段は他の人に優しく友好的な同僚だが
俺の事になると…うん。考えたくない。
まぁ、とにかく俺を愛してくる奴。
俺の中ではやばい奴。
「何でもないですー…
おきになさらずー…」
ケセド「ふーん…」
やばい、不審がられたか?
ケセド「ん…(ハヤトにくっつく)」
「…は?」
いやいや待って!!!!なんで人が多い
廊下で俺にくっつくんだよ!!!!
「ちょっ、あの…離れてくれ…」
ケセド「えー、どうしようかなー?」
こいつ、面白がってるな…?!
「人が多い廊下でやらないで?!」
ケセド「…はぁ…分かったよ…」
ケセドは残念そうに俺から離れる。
「じゃあ俺、戻るわ。バイバイ。」
コメント
2件
ケセドォ!w