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【この前、学期末テストがあると言ってましたよね。なので、今日やることにしました。みなさん、ちゃんと勉強はしてきましたか?】
「うわ、してきてねーわ」「え、お前終わったなwwま、俺もだけど」「お前もかよ」「頑張ろうね!」「うん!」
【やっとですわね…!学期末テスト!これに命がかかってますわ…!あの子には絶対、負けませんわよ!】
【では、配ります。】
「はい。」
【ありがとう。うわ!難しそうだな〜】
【澪さん、うるさいわよ?】
【す、すみませんっ!】
算数テストの前から怒られるとかやばくない私⁉️
【ふん。怒られるとはなんて情けないのかしら…この勝負、もらいましたわ】
なんかこっち見てるし…
【はい、みなさん配りおえましたね?では…学期末テスト”数学”、スタート】
バッ。
(なるほど…え?9+5?小学生レベルのやつあるんですけど?え?これは…なんだっけ?14?あっ、そう!14だよ、14!)
(なぜ、9+5…?簡単すぎますわ!答えは、15ですわね⁉️)思ったよりバカなのかも…?
カリカリ…
(このままいけば、大丈夫…っ)
数十分後…
【はい。学期末テストの”数学”を、終わります。】
「え?算数をってどゆこと?」「普通、これだけなんじゃ…?」
【ああ。違いますよ。数学を終わるのでね。では、次は国語ですので】
「そんなーっ」「話聞いてなかったわ」「え、それな?」「どういうことかわかんねーよ!なんて言ってんの?」
【あなた…ちゃんと、9+5はわかりましたの?】
【当たり前でしょ…。答えは、14だからね】
【え…?15ではないの?】
【え…?もしかして、15って答えたのっ⁉️】
【ええ…だって、15でしょう?何がおかしいのかさっぱりですわ】
【いや…手の数、数えてみな?】
【手は十本しかありませんわ!どうすればよいの⁉️】
【はぁ…私の手、貸してあげるよ】
【わかりましたわ!えーっと、まず。5本の指をこうして…ここに、9を足すと…?えっ⁉️14ですわ⁉️】
【だから言ったでしょう…】
【そんなぁ!まあ、いいですわ!数学だけではないもの。それに、成績が良い順に貼られる…一位は確定ですわね】
【いや…まあ。そう、だね…】
【カンニング、してませんわよね?わたくしはもちろん、しておりませんが】
【するわけないでしょ?】
【してそうですわ。めちゃくちゃ】
【してねーっつーの!!】
キーンコーンカーンコーン
【あっ、なった】
【戻りましょう】
【うん】
タタタタッ。
【はい、着席までギリギリでしたね。では、学期末テスト”国語”配り終えましたね?では…スタート】
バッ。
(ようし…ここは分かるぞぉ…制限時間は40分。問題数は…50問か…。ギリギリだなぁ…)
あれ…ここ、習ってない…?
【あ、あのぉ!先生?】
【なんですか、澪さん?テスト中ですよ。】
【これ…まだ習ってないようですけど…?】
【ああ。そこですね?そこは、とばしても可能ですよ。それは点に入りません。わたしたちのミスです。】
【はーいっ】
(よかったぁ…ビックリしたよ。負けたらダメだもんね!頑張るぞー)
40分後
【そこまで。後ろの席の人、前の席の人のテストを持ってきてくださいね〜!】
「はーい!」「まじ、むずかったわー」「難しかったところは、やっぱ漢字だよなー?」「え、マジ?おれ、赤点の自信あるよ」
【はぁ…国語、難しかったですわ〜…】
【え?国語苦手なの?】
【えっ⁉️ち、違いますわ!今のは…その…ね?漢字が、ちょっとむずかったなーって言ってただけ…ですわよ⁉️】
【ふーん。みおりん、そう思う?】
【いや。絶対国語苦手でしょ。顔見たら分かる】
【あんた、わかりやすいのよ】
【なっ…!そうですわよ!わたくし、国語だけは赤点ギリギリなんですのよ…どうしましょう…】
【終わったね】
【あら…?澪さんたち、もうチャイムがなりますよ。席に座りなさい】
【はーい!】
【ま、まあ?いいですわ。次は、歴史ですものね?簡単ですもの、歴史は】
キーンコーンカーンコーン、キーンコーンカーンコーン…
【始めますよー…では、スタート】
バッ…カリカリ…
【(立つ)簡単ですわ、先生。このテスト…もうちょっと難しくしてくれます?】
【え?無理ですよ。そのテストをしてください。しないのであれば、成績には0点ということにしておきますので…】
【そ、それならやりますわ】
【それでいいんですよ、あとそういえば。】
【な、なんですの?先生】
【テスト中、席を立つなんていけませんからね。次たった場合、保護者さんに報告させてもらいますので。】
【……はい……】
なんか怒られてるし。てか、歴史やばいぐらい簡単なんだが⁉️ほんとに中学生の問題⁉️でもでもっ!源義経…マジ好きなんだよね!
【みなさん、もうテストは終わりです。後ろの人、集めて持ってきてくださいね。それと、ご飯を食べるように】
うちの学校、お弁当どこでも食べていいんだよな。さいっこう!あ…後ろの席の山田君が来た。テストを受け取ってくれたら、まず感謝を伝えなきゃね!
【あっ…受け取ってもいい?】
【あっ…!うん、そうだよね!ごめんごめん!ありがとう!】
【……】
無言で先生のもとに行った。
(別に、返事ぐらいしてくれてもいいじゃない!なんか、ムカつくー!!でも、山田くんモテてるらしいんだよな。おとなしいのに…やっぱ、顔だな。顔しか見てないんだよ、きっと)
【ねぇ、山田君!今日、一緒にご飯食べようよ】
【えっ…昨日もダメって言いましたよね?】
【だってぇ、一緒に食べたいんだもん!ねぇ、いいでしょ?】
【……いや、今日は…チラッ】
え。ええええええええええ⁉️山田君、こっち見てる…助けを求めているんだね!大丈夫だよ!私がなんとか…って言ってもなぁ…どうするか。あっ!私が食べるの約束してるって言えば良くない⁉️
【あ、あの…山田君、私と食べるって約束してたんだ。ごめんね】
【は⁉️どういう関係なのよ⁉️もしかして…カップル⁉️嫌だわ!!ねぇ、山田君⁉️嘘よね?嘘だと言ってよ!】
【約束してますよ。それに、カップルじゃなくて。幼馴染なんですよ】
【ふぅん…嘘でしょ!だって知ってるわ、私。ぜんっぜん仲良くなさそうよね?本当に、幼馴染なのかしら?】
【幼馴染よ。最近は…しゃべるきかいがなくてね。ホントは、もっと話したいの】
【……そうなんだね……でも、言っておくね。私、諦めてないよ】
【………まだ、あなたは好きになれません。僕のこと、好きにさせてみてください。本当に僕が好きなら】
【うん…わかったよ。今のところは、退散してあげる…あと…澪。私はあなたの秘密を知っている…】
【えっ……?】
【あなたが、山田君とつきあうというなら…それをバラすわ】
【………っ】
【ま、嘘だけど。えっ、本当に秘密あるの⁉️】
【いや、嘘なんかいっ!ないけど…】
【秘密教えてよー。あ、澪…澪…あんた、配信とかしてる?私最近、有名な配信者がいるって聞いてね。その人の名前、結月澪?らしいのよねー。つまり、あんたと同じ名前なのよ。まあ、あんたは鈴木澪だけど。】
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秘密、バレちゃうかも⁉️てか、気づいたら3000文字超えてましたね😂まあ、それほど頑張ったということですよね((殴
ではぁあああ、おつ🐼ぁぁああああああ!!!叫びたい気分だったから、叫びました!バイバイ☆