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俺はMEN。ドズル社や帰宅部でYouTube配信をしている。
そして、今はドズル社の先輩であるぼんさんと一緒に酒を飲んでいる。まぁ、今はタバコを吸うぼんさんを眺めている訳だが。最近では数少ない喫煙ができる居酒屋なのだ。
「……ふーっ……」
「……ぼんさんって、黙ってればかっこいいっすよねぇ。」
「はぁ?!どーゆーことよ?!」
「そーゆーとこっすよ、ははっ!」
「俺はぁ、喋っててもかっこいいのよっ」
「そうですか?ブフッ」
「ちょ、ツボにハマりすぎだって!」
いやいや、ぼんさん、マジでウケるんですけどw
「MENも過酷なエンドラ討伐してる時とかは頼もしくてかっこいいんだけどねぇ」
「お!まじですか?!」
「まじまじ!過酷なエンドラ討伐してる時は時はな!」
「ぼんさんにそう言ってもらえるなんて、光栄の極みですよ!」
「褒めてるみたいになってるけど、褒めてないからな!今のMENはファンには見せられない醜態だからね?」
「なっ!上げて落とすなんて酷いっすよ!」
「上げも落としもしてませーん」
酔いも回ってきたのか、俺達はげらげら笑いながらだべり続けていた。
「ヒーっ、わ、笑いが止まらねぇw」
「ぼんさんとずっと一緒にいた方が楽しい人生送れそうですねw」
「なになに?MEN、俺と付き合いたいのぉ?」
「お、良いですねぇ。付き合っちゃいます?」
「付き合っちゃおうか!」
「「……。」」
しばし、大の男である俺たちが見つめあってると、過呼吸起こしたかのように爆笑した。
「あー!無理無理無理!ぼ、ぼんさんと付き合うとか無理ゲー過ぎますって!!w」
「ほんとそれ!!俺も無理だわ!w」
そして、なぜか急に訪れる賢者タイム。
「(ほんとはぼんさんとお付き合いしたいですけどねぇ)」
「(こんなおっさんと付き合いたいとかあるわけないよなぁ)」
「「はぁ……。」」
「……2人してため息つくとか、以心伝心てやつですかねw」
「俺達、変に息合うよなw」
「さーて!ぼんさん、ゴチになります!!」
「はぁ?!ここは割り勘だろ?!」
「えー?歳下に払わせるんですか?先輩なんですから奢ってくれても良いんですよ?」
すこーし、上目遣いで目をキラキラ見つめてみる。
「〜〜〜!わーったよ!今日は俺が奢るけど!次はMENな!」
「わぁ!ありがとーございます!」
本当にこの人は甘えられると弱いから少し心配になってくるけど、またぼんさんと飲みに行けるのは嬉しい。
「それじゃ、ぼんさん、ご馳走様でした。」
「おう!次はMENが奢ってくれるから沢山飲めるぞー!」
「ちょ、俺の財布を空にする気ですか?!」
「人の金で飲む酒は美味いからなぁw」
「しゅみわるーw」
「それじゃ、またな!予定空いたら連絡するわ」
「俺もスケジュール調整しておきますね」
ぼんさんは背を向けながら手をひらひらさせて行ってしまった。
次はいつ会えるか楽しみだ。