黄|…青ちゃん、、僕のせいかな、、、
紫|そんなことない、よ?ね。皆
赤|うん。そうだよ。これは誰も悪くない
桃|………なあ、黄。
黄|ん?何?
桃|青。めっちゃ辛そうな顔してた。
やっぱあいつには嘘つけないんだよ、、、
黄|それは分かってるよ!青ちゃんに無理させたくないけど
黄|お父さんみたいにしたくない。
赤|黃ちゃん。お父さんはさ、優しさでしてくれたんだよ?
黄|でもっ、、、
紫|ごめんね。俺がいるからこんなことなっちゃうんだ。
桃|紫にいは悪くない。大丈夫だから。
紫|長男なのにね。こんな惨めで、、、
ほんとにゴメン
桃|でも、、橙が青のドナーにならなくても
俺は、俺達はどうすればいいんだ、、、、
赤|俺達がドナーになることは
お母さんに許されない。
黄|橙くんは絶対にドナーになろうとする
そんなの許せないよね、お母さんも、お父さんも
青|パチッ(全部話し聞いちゃった、、、)
黄|あ!青ちゃん!大丈夫?
青|(大丈夫だよ!)大丈夫なわけないよ、、、
黄|ッ、そっか、ごめんね
桃|話聞いてた?
青|(ゴメン。聞いてた、、)話って?
桃|そうか、、、
紫|はぁ。青ちゃん。全部話すね。
青|(え?)?
紫|俺達のお父さんのこと。
赤|でもっ
桃|ッ
橙|待って、俺にも聞かせてや、、、、ポロッ
何で教えてくれへんの?
紫|橙くん、、、分かった。
桃|え、、、
紫|俺ね。青ちゃんみたいに体弱かったんだ
青|えっ、、そうな、の?
紫|うん、それで死にかけたんだ。
橙|は?死にかけた?
紫|昏睡状態になって、ドナーが必要だったんだって
その時に生まれてたのは赤くんと俺だけ。
赤|…
紫|お父さんがドナーになってくれたんだ
青|え、、、、なら、僕ら四人は、、、
黄|コクッ お父さんが違うんだ。
再婚したんだけど、青ちゃんができたときに
交通事故で死んじゃった、、、
桃|…それで青を生むときに母さんが死んだ。
でも、それは母さんが元々体が弱いのに
6人も産んだから。青のせいじゃないからな?
青|う、ん。
橙|待って、なら何で俺にそのことを教えてくれんかったん?
赤|実は青ちゃんは知ってると思うけど、、、
青ちゃん、寿命あとちょっとなんだ。
橙|え、、、でも、、
紫|「お父さんみたいにドナーになってほしくない。」
お母さんの願いだよ、、、
橙|…それでも俺はドナーになるで?
青|(ダメ)いいよ、、
桃|は?何言っt((
青|(絶対なっちゃダメ)なっていいよ
黄|青ちゃん。ほんとのこと言って?
青|絶対なっちゃヤダ、、、やっと言えた、、、
橙|……$%##$% ボソッ
赤|なんて?橙くん。
橙|そのお父さん、俺やから。
青|え?
紫|どういうこと?
橙|だから、、その紫にいのドナーになった人
俺やから。
黄|え、、、、(僕をいじめた人、、じゃないの、、?)
青|…だから、か
橙にいの言動が大人っぽかったのは、
橙|え?青ちゃんは俺らの家に来たことないんじゃ
青|あるよ?夢の中で、、
黄|(なんか言ってたな、、、あれほんと何だ、、、)
青|そんなことどうでもいいや
黄にい。その傷なんなの?
黄|ッ、、、(言えない。青ちゃんには)
青|黄にい?
黄|学校でいじめられた、、、(言っちゃた、どう言われるだろ、、、)
赤|黃ちゃん、、、ごめんね、
黄|何で赤にいが謝るんですか、
赤|仕組んだの俺、、、だったポロッ
桃|”だった”?
赤|うん。今はね、、、
力尽きた主です
おつみお