テラーノベル
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今日は、昨日よりも憂鬱な気分で職場へと向かった。
「おはようございま〜す、」
「あ!元貴くん!おはよ!」
この人の笑顔を見ると癒される ….
「そうだ、腕大丈夫?」
実は少し痛むのだが、心配はかけたくない。
「はい、大丈夫です、!」
「よかったぁ、あいつ一応ね独房行きにしといたから、!」
「ありがとうございます …」
「あそこは全員死刑囚だからねぇ ….」
そうだ。ずっと昨日から気になってたこと。
あの部屋は奴らは死刑囚だったのか。
だから刑期を伸ばされてもどうせ関係ないんだ。
その後に何ヶ月は会うことはないよ。と言ってくれた。僕を安心させるためだろう。
だけどもうあんな過ちは犯さない。気を引き締めるいいきっかけになったと思おう。
「あの、ところで、若井?っていう人は?」
昨日、ずっと考えていたことだ。
「あ〜若井?なんだろう、みんなから怖がられてるのかなぁ、言うなればボスとか、」
けらけらと笑っているが、どこか寂しそうな藤澤先輩
「あの人が、、」
あの笑顔はとても死刑になるようなことをする人のように思えない。しかもこの刑務所全体的に怖がられてるなんて。まぁ、勝手な主観なんだけど。
「僕てっきり腕を掴んできたやつがボスかと思いましたよ、」
「わかる〜笑笑」
「てか、何歳なんですか?あいつ。」
「僕と同い年くらいに見えたんですけど、」
など、たくさん質問を連ねていくと
「… こら!もう詮索はやめ!」
と口を塞がれる
「僕らにとってはただの死刑囚だからね。肩入れしすぎるのは御法度だよ」
確かにな、知らない方がいいこともある。
「すみません、以後気をつけます…」
それから昼食の時間となり、僕は食堂で見回りをする。
なんだ、それなりに食えそうだ。
皆が貪り食ってるご飯を横目にそんなことを思う。
しばらく立ち尽くしていると、どうやら騒がしい。
「あぁ、」
囚人たちが喧嘩?をしているらしい
喧嘩なんて初めて見た。
複数の刑務官が仲裁に入る。
僕はまだ新人なのでこう言うのはやらなくていいらしい。
騒ぎ立ててもただ罰があるだけなのに。少し軽蔑をしながら そそくさと壁の方に移動しようとした時、目の前に現れたのは一つのお皿
投げ合っている食器の流れ弾だろう。
「あ、」
ぶつかる、そう思い目を瞑ったが、一向にその衝撃はやってこない。
恐る恐る目を開けると、目の前にあるのは皿ではなく背の高い一人の人だった。
ゆっくりとこちらを向いた時、その人物に体が震えた。
「 .. 大丈夫?」
「ぇ、あ、大丈夫です …!」
その人物とはまさかの若井だった。
どうやら守ってくれた…?みたいだ
「おにーさんドジくさいね」
と嘲笑とも思える笑みを浮かべ、そんなことを口にする。
「うるさい、… 」
なんなんだ、こいつは。
と思えば、がしっ、と頬を掴まれる
「はは、かわいーね , 耳真っ赤だよ」
「はあっ 、 ..!?」
パシッと手を払いのけ
「そういうのはやめてください。」
と精一杯目つきを悪くして言う。
「ふふっ、じゃーね。気をつけなよ」
と言い残し去っていく。
また、あいつに助けられちゃった。
しかし、なんなんだあの態度。僕を馬鹿にして、….
より一層若井の謎が深まった。
少し小さくなった若井を見ると、若井がこちらを向いてまた微笑んできた。
「なんなんだよ …. 」
うっすらと火照る顔を手で叩き、また気を引き締めるのであった。
なんか下手になった‼️しぬ‼️
てか刑務所パロむずい^_^
刑務所入ったことないんで当然ですわな
今まだ2日目なのに内容濃くないですか笑笑
そんなこともない?
てかてかまじ最近暑すぎる!!!!
こちとら寒い地域なんですけど
コメント
5件
刑務所パロ?!なんて最高なんだ これを求めていたぁぁぁ!!
おお?恋してんねぇ✨
続き待ってましたぁぁぁああああ最高すぎるぅぅぅ!!熱いよね!!分かる!!たまに殺意湧くもん(?)