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『宅飲み』

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『宅飲み』

1 - 『宅飲み』

♥

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2024年10月24日

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『宅飲み』


⚠桃青 水白 黄赤  薔薇


※黄赤以外は酔ってるのであまり喋りません


🩷side



🩷『いらっしゃッ、』


🩵🤍「「うぇるかむとぅ〜ざないこは〜うすっ!!」」


🩷『うるせえぇぇッ!!』


❤️「ないくん五月蝿い。」


🩷『りうらぁ……、いや、俺の家な?』


🖤「邪魔すんで〜♪」


🩷『はいは〜い♪』


🩷『どうぞ入って。もう準備できてるよ〜♪』


今日はメンバーみんなで宅飲み!


皆がもってきた酒と、ぴよにきの手料理で、皆で団欒する日。


🤍「…ありゃ?ところでまろちゃんは?」


🩷『あ、まろは今仕事してる。』


🩵「うっげぇ…流石社畜……」


🩷『…そろそろ来るよ。まろ皆に会いたがってたからね〜♪』


❤️「最近会ってなかったもんね〜…」


寂しがり屋で耳がいいまろの事だ。今すぐにでもみんなに会いに降りてくるだろう。


そう考えたと同時に、軽い音が階段から聞こえてくる。


💙「…!みんなっ!」


階段からひょこっと顔を出して、こちらに駆け寄ってくる彼。


🖤「久しぶりやな!」


💙「アニキっ✨」


アニキを見て目を輝かせる彼。


可愛らしいが、嫉妬してしまう。


🩵「しっかしこんな時まで仕事とかほんと社畜だよね〜(笑」


💙「うるせぇ黙れ。」


🩵「ちょっと?!言い過ぎじゃない?!」


🤍「まぁまぁいむくん……(笑」


❤️「うるさいなぁ…」


🩷『も〜…お前らー!始めるぞー!』


🧡「は〜い!」


🩷『それじゃあ、久しぶりの宅飲み!!』


🧡「かんぱ〜い!」


ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー


🖤side


……予想はしていた。


目の前に広がる酷い絵面に、りうらとため息をつく。


🩷「まぁろぉ〜?だぁいすきぃ〜♡♡」


💙「んぅ?…にゅぅ…すぅ……」


🤍「ひぐッ、いむくッ、だっこぉッ、」


🩵「しょ〜ちゃぁんっ♡おいでぇっ♡」


❤️「……」


🖤『……』


キス魔に即寝。泣き上戸に絡み酒と来た。


こんなにてんこ盛りな事ないだろう。


❤️「…ほとけ。お前そんな酔ってないよね?」


🩵「ん〜…ほろ酔い♡」


🖤『ないこ〜?まろ寝た?』


🩷「ん〜?まろ寝たぁ〜!」


問答ができる程度の2人も大分酔っているようだ。


特にないふがやばい。


❤️「アニキ。どうする?」


🖤『……布団持ってくるか。こいつらに水渡しといてくれへん?』


❤️「了解〜。」


布団の場所は遠くない。


取っている間にも聞こえて来る声に、苦笑いがこぼれる。


🩷「まぁろぉ〜♡ちゅ〜♡」


💙「ん、むぅ〜……?///」


🤍「いむくッ、きらいにぃッ、ならないでぇッ、」


🩵「ならないよぉ〜♡だぁいすき♡」


❤️「ッすーッ……」


❤️「ほとけっちとないくん。お水飲んで。」


普段より声が低いりうらは呆れているのだろう。


🩷「うぃ〜♪」


🩷「まろものむぅ〜?」


💙「んぅ……///」


🩷「のませてあげるねぇ〜♡ちゅ〜♡」


💙「んむ…んぐッ、むっ……♡///」


🩷「えへへぇ〜♡だいすきぃ〜♡♡」


❤️「……チッ…」


❤️「おら、飲めあほとけ。」


遂に舌打ちをかまして暴言を吐き始めた恋人に、吹き出してしまった。


🩵「あ〜い♪」


🤍「いむく”んッ、えぐッ、…」


🩵「よしよし。可愛いねぇ〜♡ぎゅ〜♡」


❤️「酔いは冷めたか。」


🩵「ん〜…まだちょっとふわふわ…」


🤍「いむく、いむくッ、…」


🩵「しょーちゃん?ぎゅ〜♡」


🤍「すぅ、すぅ…」


🩵「あ、寝ちゃった…」


🖤『布団持ってきたで。』


🩵「アニキありがとぉ〜♪」


🩵「じゃ、しょーちゃんを寝かせて…」


🤍「ッう”わぁあんッ、なんで離れるのぉッ、!」


🩵「ありゃ、…」


❤️「いいよ、寝な。」


🩵「ありがとりうちゃん…」


🩵「しょーちゃんっ、一緒寝よ?」


🤍「ね”るッ!…ぎゅーは?!」


🩵「勿論だよぉ〜、ぎゅ〜♡」


🤍「ん、すぅ、…」


🖤『寝んのはや……』


🩵「ごめん2人とも…おやすみ。」


🖤『ええって。元々分かっとったから(笑』


❤️「おやすみ〜」


🖤『……あれ、ないふは?』


❤️「寝た。そこ」


🩷「ん〜…まろだいすきぃ…♡」


💙「ん〜…う〜…?」


🖤『oh……』


苦しくないのだろうか。


がっちり抱き締められたまろと、キスをしながら寝るないこ。


どちらを見ても呼吸が難しそうな状態に心配がよぎる。


まぁ……いいか。


🖤『ほな片付けよか…と言ってもか。』


❤️「うん。ないくんもまろも何だかんだマメだから。」


ほとんど片付いた状態の机とシンク。


すぐに終わるだろう片付けを2人でやりながら。


ふと、りうらが話し始める。


❤️「…ねぇ、アニキはさ。」


🖤『ん?』


❤️「甘えてくれる子の方が好き?」


🖤『……はぁ…?』


……はぁ?


❤️「…だってりうら甘えないし。」


❤️「お酒強いし。」


…要するにこいつは目の前で酔っ払いがイチャついているのを見て、不安になったということか?


何を言ってるんだ?


❤️「…何でなんも言わないの。」


❤️「やっぱ酔って甘えてくれる子の方が好きなんだ。」


🖤『…りうら。』


想像より低く出た声に、りうらは驚いた顔をする。


❤️「……なに。」


🖤『片付け終わった?』


❤️「終わった、けど?」


🖤『ちょっとこっち来い。』


❤️「……ん。」


案外素直に俺の近くに来る彼を自分の隣に座らせる。


🖤『りうらってツンデレやん。』


❤️「は?」


何を言われると思っていたのだろうか、かなり間抜けな声で返される。


🖤『酒も強いし、寝起きも別に甘えてこーへんやん。』


❤️「は、…あぁ、まぁ……」


🖤『普段はあんなに素っ気ない癖に急にこんなこと言い出したりするし。』


❤️「…何が言いたいのさ。」


🖤『…俺が何でりうらと付き合ってるか知っとる?』


❤️「え…………顔?」


🖤『自信があってよろしい。』


🖤『もちろん顔も好きやけどさ。』


❤️「うん。知ってる。」


🖤『俺はりうらの全部が好きやから付き合っとるんやで。』


🖤『優しい所とか、子供っぽい所とか。』


🖤『勿論、酒が強いのも、甘えないのも。』


🖤『そういう所が全部好きやから付き合っとる。』


🖤『確かに甘えてくれたら嬉しいし、甘えてもらえんと寂しい時もある。』


🖤『でも、そこも全部りうらやから。』


🖤『りうらやから付き合っとんねん。』


❤️「あ…ぅえ……///」


🖤『…こんな事言うと思わへんかった?』


❤️「ぁ、えッ、と……///」


🖤『真っ赤やな。可愛い。』


❤️「へ、?あ、ぅッ、……///」


🖤『ふはッ……りうら。今日一緒に寝よ。』


❤️「へぁ、い、いいけど…///」


🖤『よっしゃ、ほなおいで♪』


❤️「、ん…///」


🖤『りうら、あったかいな。』


❤️「…うるさ。///」


🖤『ふっ、おやすみ♪』


❤️「…おやすみ。///」


結局俺達も2組と似たような体制になってしまったが、まぁ良いだろう。


目の前に映る赤髪を撫でながら、目を閉じた。



『宅飲み』


🕊 𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸 💗



こんくらい何も考えないでイチャついてるのがいいよね👍🏻(


閲覧𝒯𝒽𝒶𝓃𝓀 𝓎ℴ𝓊🫶

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312

コメント

4

ユーザー

やっぱりあきちょこさんの作品って最高です✨ 急に不安になってツンデレ?が強くなってる赤ちゃんめちゃ可愛い…!

ユーザー

いっちゃいっちゃしてていいなぁ 甘々最高👍 不安になっちゃう赤ちゃんかわよい!

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