テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
あの日が私たちの出会いだった。
~みらいside~
「みらいちゃん依頼入ったよー」
「あ、はい」
ついさっきまで対応中で疲れ身の私への突然の出来事だった。
「みらいちゃんすごいね〜ますますみらいちゃんの魅力に驚いたよー」
「え一体なんの事ですか?」
「今回のお客さん、なんと女の子なんだよ」
その言葉を聞いて、私はあまり驚きもしなかった。
確かにこの世界では珍しいことだし、
でも突然のその来客に私は少し興味を持ってしまった
「そんな、魅力も何もないですよ笑!それじゃ対応いってきまーす」
足早にみらいはその場を去った
その後をゆかりはただ心配そうに見ているだけだった……
「よろしくお願いしますー」
部屋に入るや否やすぐさまベッドに座る
「うわー!!お姉さん意外と大人っぽい!!かっこいい〜」
「そうですか、?」
グイグイ来るタイプのみらいに るなは少し引き気味になる
るなが過ごしてきた学生生活、社会人生活の中でこんなタイプの人間は初めてだった
「こんな綺麗な人に指名されちゃうなんて!ますます嬉しいな〜」
そういいながら颯爽とるなの隣に座る
きっと言い慣れているんだろうな、
普段から演技して仕事しているんだ、ほんとは思ってもないことを喋ってしまう、
見回りに来たつもりが少し感情移入してしまった
「目的はなんですかー?なんで利用したんですか?」
キラキラした目で伺うみらいにるなは思わず屈してしまう、
「ホントは騙すつもりもないんだけど、」
呟きながら警察手帳をみらいにみせる
「視察にきたのよ。青少年育成を目指す目的でね」
かなり真面目に言ったはずだ、けれどその次のみらいの発言で思わず目を見開いてしまった
「知ってましたよ?」
「なんとなくわかってました……良くここら辺のお店まわってるって情報聞いてて」
「知ってたの、?」
「はい、あなたの姿を見た時からです、ご丁寧にスーツ姿で、仕事帰りにこのお店を利用する人なんていませんし、リスクしかありませんから、」
その言葉を聞いて思わず黙ってしまった
「慣れてるのね……」
「はい、もうとっくに慣れましたよ
警察の方からすればやめて欲しいと思いますけど」
「どうしてあなたはこの仕事を始めたの?
「ーーーもう偽りの笑顔なんて見せたくないから」
今、この時代
こういった問題はあとを立たない
愛情不足、永遠に求め続ける
それによって一生報われなくて路頭に彷徨う子もいる
「私はそんな現状を変えたくてこの課に自ら配属した」
この子には
ーーーその面影を少し感じてしまった
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!