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小説



第一次世界大戦に勝利した俺は……



世界恐慌にあった。



原因は、米国の株価が暴落しそれが世界へと広まった……



その影響を俺も受けてしまった……



その後、追い打ちをかけるように関東大震災が起きて、昭和恐慌にまでなった……


戦勝国である私が、まさかここまでの不運を受ける羽目になるとは……



飢餓による死亡や住む場所を失った人で溢れかっている中……



欧米諸国は……俺よりも先に対策をしていた。



米国は、政策を行って……自分の力で復帰している……名は確か……「ニューディール政策」だったか……



英国と仏国の両国は、自分達の植民地とだけ貿易をし、それ以外の国とは高い関税をかけて貿易をしている……



さすが、列強だ。だが……



俺は、そんな列強とは程遠い……いいや、そもそも列強ではないのかもしれない……



なぜなら、俺は欧米諸国より最も遅く列強になったからだ。



まあ、列強になる前に色々あって大変だったのもあって、遅れてしまったのだろう。



それか、自ら世界を見ようとする事を恐れたからなのだったかもしれない……



だが、あの宗教を恐れて蘭(🇳🇱)と清などの国々とは貿易してたのもあって、ある程度の情報は聞けたが……



まだまだ、情報不足のようだったな……



はぁ……今俺が歩んでいる道は正しいのか?それとも……間違っているのか?



もし、そうなら教えてくれ……



どこでやり直せばいいかを…………俺に…………



だって……俺は…………



列強でもなんでもない……



ただの「島国」なのだから……



━━━━━━━━━━━━━━━



???「それなら……私と手を組めばいいじゃないか……」



日帝「?誰だ?!」(咄嗟に刀を出す)



???「待て待て、初対面の人に対してそれは良くないだろう……」



???「大日本帝国よ……」



日帝「貴様は……何者なんだ?!」



卐「私は、ナチス・ドイツだ」



日帝「ナチス……?」



日帝「聞いた事のない名だな……」



日帝「それで、さっき言った言葉の意味はなんだ?」



卐「君は……あの恐慌の影響を受けてしまっただろ?」



卐「それに……もう一つの恐慌……それも地震によるもの……」



卐「そして、誰も君を助けていない……」


日帝「ナチスよ……貴様は何が言いたんだ?」



卐「……そんな君をこの私が助けてやろう……」



卐「そして、私と共に……世界を変え、誇り高き英雄となろうではないか!」


日帝「英……雄……」


俺は……こいつの……いいや、この人が言っている事は、こんな俺に強くなれるチャンスを与えているような……そして……


何処か威厳というのかものすごい「何か」を感じた……



日帝「……ナチス……いいや、先輩。」



日帝「俺、貴方と同行します。そして……」



日帝「一緒に、世界を変えてみせましょう。」



卐「!!……そうか、そうか!一緒にやってくれるのか!!」



卐「ありがとう😊……君のような強い国と共に世界を変えれるなんて、光栄だ!」



その時……



俺の中の「何か」がくすぐられたような感じがした……



人から、こうして認められるなんて……



歩んだ道は……間違っていなかった……



先輩と出逢って……良かった……😊




続く……

もしも、枢軸国の勝利があったら……

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コメント

8

ユーザー

最高ですね✨️ こういうのめっちゃ好きです!

ユーザー

なんか、思ってた日帝とは違ったらごめんなさい

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