この作品はいかがでしたか?
639
この作品はいかがでしたか?
639
コメント
8件
最高ですね✨️ こういうのめっちゃ好きです!
なんか、思ってた日帝とは違ったらごめんなさい
小説
第一次世界大戦に勝利した俺は……
世界恐慌にあった。
原因は、米国の株価が暴落しそれが世界へと広まった……
その影響を俺も受けてしまった……
その後、追い打ちをかけるように関東大震災が起きて、昭和恐慌にまでなった……
戦勝国である私が、まさかここまでの不運を受ける羽目になるとは……
飢餓による死亡や住む場所を失った人で溢れかっている中……
欧米諸国は……俺よりも先に対策をしていた。
米国は、政策を行って……自分の力で復帰している……名は確か……「ニューディール政策」だったか……
英国と仏国の両国は、自分達の植民地とだけ貿易をし、それ以外の国とは高い関税をかけて貿易をしている……
さすが、列強だ。だが……
俺は、そんな列強とは程遠い……いいや、そもそも列強ではないのかもしれない……
なぜなら、俺は欧米諸国より最も遅く列強になったからだ。
まあ、列強になる前に色々あって大変だったのもあって、遅れてしまったのだろう。
それか、自ら世界を見ようとする事を恐れたからなのだったかもしれない……
だが、あの宗教を恐れて蘭(🇳🇱)と清などの国々とは貿易してたのもあって、ある程度の情報は聞けたが……
まだまだ、情報不足のようだったな……
はぁ……今俺が歩んでいる道は正しいのか?それとも……間違っているのか?
もし、そうなら教えてくれ……
どこでやり直せばいいかを…………俺に…………
だって……俺は…………
列強でもなんでもない……
ただの「島国」なのだから……
━━━━━━━━━━━━━━━
???「それなら……私と手を組めばいいじゃないか……」
日帝「?誰だ?!」(咄嗟に刀を出す)
???「待て待て、初対面の人に対してそれは良くないだろう……」
???「大日本帝国よ……」
日帝「貴様は……何者なんだ?!」
卐「私は、ナチス・ドイツだ」
日帝「ナチス……?」
日帝「聞いた事のない名だな……」
日帝「それで、さっき言った言葉の意味はなんだ?」
卐「君は……あの恐慌の影響を受けてしまっただろ?」
卐「それに……もう一つの恐慌……それも地震によるもの……」
卐「そして、誰も君を助けていない……」
日帝「ナチスよ……貴様は何が言いたんだ?」
卐「……そんな君をこの私が助けてやろう……」
卐「そして、私と共に……世界を変え、誇り高き英雄となろうではないか!」
日帝「英……雄……」
俺は……こいつの……いいや、この人が言っている事は、こんな俺に強くなれるチャンスを与えているような……そして……
何処か威厳というのかものすごい「何か」を感じた……
日帝「……ナチス……いいや、先輩。」
日帝「俺、貴方と同行します。そして……」
日帝「一緒に、世界を変えてみせましょう。」
卐「!!……そうか、そうか!一緒にやってくれるのか!!」
卐「ありがとう😊……君のような強い国と共に世界を変えれるなんて、光栄だ!」
その時……
俺の中の「何か」がくすぐられたような感じがした……
人から、こうして認められるなんて……
歩んだ道は……間違っていなかった……
先輩と出逢って……良かった……😊
続く……