テラーノベル
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渡辺は今、舞台中。連日舞台に立っている。休演日まで、熱も頭痛もなく、過ごして欲しいと岩本は思う。初めての休演日前の夜。渡辺は岩本の家にいた。
ちょっとほっとしている渡辺。だが、岩本が体温計を差し出す。
渡辺ー何?
岩本ー顔が赤い、測って?
渡辺ー大丈夫だって。
岩本ーいいから測れ。
38.4度。
渡辺ーあれ?
岩本ー自覚なし。
渡辺ー病院行かない。
岩本ー大人しくな?
渡辺ー…。
岩本ーこの色ボケ、何考えてる。舞台中だぞ。
渡辺ーひかる…。
岩本ーだめったらだ…
渡辺が岩本に抱きついていく。受け止めてキス。慌てて離れる。
思う以上に体力を使う。神経を使う。ブログを読んでる限り、昼の部だけだと、友達と食事してサウナも行っている。明日の休演日の次の日は昼の部だけ。
渡辺ーひかる…ひかる…。
岩本ー次の日、頑張れるか?
渡辺ー大丈夫だ。
岩本ーでもやっぱり…
渡辺ーひかる…ひかる…。
岩本ーあぁもう!
渡辺をソファに押し倒して覆い被さる。軽く済まそうとすると、睨まれる。熱い時間を過ごして、今渡辺のおでこには冷えピタ、頭をアイスノンで冷やし笑っている。
岩本ー熱、ちょっと上がったな。
渡辺ー平気。
岩本ーそう言われると俺の罪悪感も少しは減る。
渡辺ー大袈裟な。
岩本ーもう、東京が終わるまでしないから。
渡辺ーまたまたぁ、次は2日休みだけど?
岩本ー今から誘うな。
渡辺ー舞台に影響はない!
岩本ー分かった分かった。
渡辺ー昼の部だけなら大丈夫だからな。
岩本ーこの色ボケ。
渡辺ーひかるをチャージしたいわけよ。
岩本ー何で?
渡辺ー何ででも!
休演日。
渡辺は昼まで寝て、熱を下げた。
昼からもソファに横になってゆっくり過ごして、元気に次の日は公演を済ませて友達と食事に行きサウナも行ってきた。
岩本ー昼の部だけなら大丈夫って誘ってくるし。
目黒ー本人が大丈夫って言うなら、大丈夫じゃない?
岩本ーでも、心配してしまうわけよ。
目黒ー2日休みのとき、ちょっとの熱や頭痛じゃ、翔太くん誘ってくるだろうね。
岩本ー全く、あの色ボケ。
目黒ー結局、誘いに乗るくせに何言うかな。
岩本ー勝てないからなぁ。
目黒ーそれだけ好きなんでしょ?
岩本ーだな。
渡辺の誘いに勝てない岩本だが、心配はする。だが、手加減したら、怒られる。奔放な渡辺は分からないが、最初のうちは、渡辺も泣いたのだ。出来ない、怖いと言った。快感を得るまで、時間がかかったのだ。
渡辺ーひかる…いや…やめて…。
渡辺ーひかる…怖い…。
渡辺ーいや…ひかる…無理…。
当時はどんなに優しくしても、出来ないと泣いた。それが今はあの色ボケぶり。どこでスイッチが入ったんだ?と岩本は思う。
岩本ー翔太?
渡辺ーん?
岩本ーいつから色ボケになった?
渡辺ー人を何だと思ってる。
岩本ーいや、最近まで、あんなことなかったし。
渡辺ー変わっとらんわ。
岩本ーいや、熱や頭痛があったとき、大人しく寝てた。
渡辺ーあ〜もう!いいじゃん。
岩本ーちゃんと言わないと、今後お前の家に帰らす。
渡辺ー…。
岩本ー何があった?
渡辺ーどんなに熱や頭痛があっても、ひかるがいると、楽なんだ。抱きしめて、愛されて辛さが半分くらいになる。
岩本ー翔太…。
渡辺ーもう言わないから。
岩本ーそれは?
渡辺ー誘わない。
岩本ーいいんだ、ただ翔太が辛くないか心配なんだ。
渡辺ー大丈夫だ、ひかるがそばにいたら。
岩本ーそばにいるだけでいいのか?
渡辺ーばか。色ボケで結構。
岩本ーふふふ、威張るな。
渡辺ー言わすな。こんなこと。
岩本ーいや、昔はよく泣いてたから。
渡辺ーそりゃそうだろ、身体が出来てないんだから。
岩本ーそうだよな。
渡辺ー今ごろになってどうした?
岩本ーいや、何でもない。
渡辺ーひかる!
岩本ーいつからか気になって。
渡辺ー病院から帰って来ても離さないからだ。
岩本に自覚はないが、年々綺麗になっていく渡辺。病院から、帰って来ても色気がダダ漏れで、岩本が離さない。それに気づいた渡辺が誘うのだ。いつからなんて、分からないがいつまでも岩本は渡辺に恋をしている。
昼の部だけで、友達と食事して、サウナに行き帰って来た。
いつものソファに岩本はいない。ベッドで眠っている。
渡辺が、そっと声をかける。
渡辺ーひかる?
岩本ー…。
渡辺ーひかる?
岩本ーあぁ、帰って来たのか?
渡辺ーどうした?
岩本ーちょっと熱っぽい。
岩本がベッドから渡辺に向け手を伸ばす。その手を取ると引き寄せられ岩本の上に重なる。
渡辺ーひかる…どうした?
岩本ー俺の辛さも半分くらいにしてくれ。
渡辺ーふふふ。
岩本ーあまり動けないから、翔太が上な?
渡辺ー仕方ないなぁ。
渡辺は服を脱ぎ捨て、岩本の服を脱がしていく。
渡辺の肌を撫でる岩本の手は、熱い。場合によっては病院に行くかもしれない。
渡辺ーそっとして…。
岩本ー最初のころ、よくそれ言ってた。
渡辺ー当たり前だ。
岩本ー翔太、キスして?
渡辺ーんっ…んっ…。
岩本ー早く欲しい。
渡辺ーいくらでもやる。
岩本ー挿れるぞ?
渡辺ーゆっくりな。はぁ…んっんっ…。
岩本ー翔太…気持ちいい。
渡辺ーはぁ…あぁ…はぁ…んっんっ…。
岩本ーもっと動いて?
渡辺ーんっ…んっ…んっ…んっ…。
岩本ーいいか?
渡辺ーあぁ…当たって…気持ちいい…。
岩本ー…っ…。
渡辺ーひかる…もっと…突いて…。
岩本ー身体が震えてきた。
渡辺ーもう…もたない…でる…でる…。
岩本ー翔太!
渡辺ーはっ…はっ…でる…んっんっ…んっんっんっ…。
38.8度。
渡辺ーひかる、病院行くか?
岩本ーん、行く。
渡辺ー歩けるか?
岩本ー大丈夫だ。
大森さんが珍しいと言う。でも、すぐ来なきゃだめですよと言われる。
渡辺は知らん顔していたが、岩本が誰かの色ボケが移ったと言った。
大森ーふふふ、似たもの同士ね。
渡辺ーひかるは甘ったれなんです。
岩本ーお前に言われたくないわ。
大森ーはいはい、2人とも甘ったれで、その…
渡辺ー色ボケですね。
岩本ー翔太と一緒にするな。
大森ーふふふ、お似合いの2人です。
渡辺ーありがとうございます♪
岩本ー嬉しそうにするな!
渡辺ーひかる、点滴中は大人しくな。
岩本ー寝る!
熱も下がり帰って来た2人。渡辺が岩本を誘う。また、熱が出ないかと思いながら渡辺に重なっていく。
コメント
8件
どっちもどっちで超お似合い🤭💛💙

いつから色ボケになったか気になるなんで… ふふっ🤭🤭 似た者同士だね🥰