テラーノベル
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まず、この作品は全てフィクションである。
それも、全部私の妄想だ。
ことの顛末だけ話しておこう。
私はこれを書いている今現在、近所の塾へ通っている。そして、帰りはだいたい21時、わかりやすく言えば夜の9時だ。
突然だが、私には毎夜のルーティンがある。
それは、塾の帰り道、公園に寄り道することだ。
始めは、ただなんとなく家に帰りたくない、避難するために寄った公園。そして、その時にある人物がいた。
その人は、他人も他人。本当に何の関わりもない、強いて言えば同じ人間である、マジの他人。
私はその人の人生を、なぜ公園にいるのかを妄想している。
少し変…いや、だいぶ変か。勝手に妄想しているのだから。
この作品は、私の妄想集であり、同時に…私の妄想の、供養集でもある。
そんな夢物語を、どうか楽しんでほしい。
今から書く話は、私が初めて公園に来た時のことだ。
「はぁ…どうしようかな…」
何となく家に帰りたくなくて、何となく寄った公園。
特にやることも、やりたいこともないまま、自転車を隅に止める。
ブランコや、滑り台、そういえば、小さい頃はよく遊んだな…
いつから遊ばなくなったっけ…
そう思いながら、ブランコに座る。自分から知ろうとした訳でも、誰かから教えてもらった記憶もないのに、もう何年も座っていないのに、体に染み付いている漕ぎ方。
やっぱり楽しい。夜風が気持ちよくて、どうしようもなく時間を無駄にしているような感覚がいい。
ふと、あたりを見渡すと、意外にも人がいたことに気づく。
ベンチに腰をかけて、缶コーヒーを飲みながら話している男性二人。
別のテーブル付きベンチに座り、ペットボトルを添えて、何やらスマホを見ている女性。
この人たちはいったい、何をしに公園に来たのだろう。
私の妄想が始まったきっかけであった。
今日はもう帰ろうと、砂場で遊びながら思う。
泥団子を作って、リアルなトカゲのおもちゃに驚いて、たくさん遊んでたくさん妄想した。
あとはこれを、家に帰って言葉にしよう。
そんなお話たちの、始まり、始まり。
コメント
4件
やばいえれめんたる先生とやってることが同じすぎる✨ 自分も塾が9時に終わって、そっから深夜徘徊(?)的なことがしたくて公園よって、ブランコして〜みたいなwwよくやるんですよね 駅近の公園なので割と人居たりもして、、、。、、いいですね! 「なんでこの人は今、この時間、この場所にいるんだろう」っていう妄想!自分も今度から"変わってる側"に仲間入りしたいと思います! あとたぶん9時は21時ですね!
ありがとうございます。そう言ってもらえて嬉しい限りです。ネタさえあれば書きますので、ゆっくり待っていただけると、幸いです。
夜の公園で見知らぬ人の人生を妄想するって発想、すごく好きだわ。普段はバトルものばっか読んでる私でも、この静かで優しい語り口にグッときた。「妄想の供養」っていう言葉がすごく響くし、語り手の繊細な視点が丁寧に描かれてて、続けて読んでみたくなる第1話だった。これからどんな人たちの妄想に出会えるのか、めっちゃ楽しみにしてます🔥
#閲覧注意
えれめんたる
70
#息抜き
えれめんたる
62
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