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番外編①
本編ではなんか恋愛あんまりなかったのでカップルになったyajpの日常を書いていきたいです!
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放課後の帰り道。
人通りの少ない裏道を、
俺とjpは並んで歩いていた。
夕方の光で、周りの色は少しぼやけている。
でも――
「……赤いな」
「何が」
「お前」
即答すると、
jpが露骨に顔をしかめた。
「うるせぇよ」
耳のあたりが特に濃い赤だ。
「今日ずっと赤い」
「お前のせいだろ」
「なんで俺?」
「……言わせんな」
視線を逸らす仕草で、
赤がさらに濃くなる。
分かりやすすぎる。
「なぁ、jp」
「ん?」
「ちょっと顔貸して」
「は?」
立ち止まって、
俺は一歩近づく。
「な、何すんだよ」
赤の中に、
焦りのオレンジが混ざる。
「別に」
さらに距離を詰める。
「……っ、おい、近い」
「知ってる」
顔が、すぐ目の前にある。
呼吸が触れそうな距離。
jpの色が、
一気に真っ赤に染まる。
「yaっ、ちょっと待て」
「なんで」
「なんでって……!」
声が少し上ずっている。
でも、逃げない。
そのまま目を閉じる。
――かわいい。
俺は少しだけ笑って、
さらに顔を近づけた。
あと、ほんの少しで触れる距離。
その瞬間。
「む、無理!」
jpが顔を背けた。
真っ赤なまま、
手で口元を押さえる。
「……は?」
「ちょっと待てって、心の準備が」
「目閉じてたじゃん」
「あれは流れだろ!」
赤がぐちゃぐちゃに揺れている。
恥ずかしさと、期待と、焦り。
全部混ざった色。
「……そんなに嫌だった?」
わざと少しだけ、
しょんぼりした声を出す。
すると―
「嫌じゃねぇよ!」
即答だった。
「嫌じゃねぇけど……
初めてだろ、こういうの」
視線を逸らしながら言う。
「だから、その……」
言葉を探すみたいに黙る。
赤の中に、
やわらかい色が混ざる。
「ちゃんとした時に、しろ」
小さな声だった。
「……分かった」
そう答えると、
jpが少しだけ安心した顔をする。
「でも」
「ん?」
「次は逃げるなよ?」
そう言うと、
また赤が一気に濃くなる。
「……わかった」
小さく呟きながら、
俺の袖を掴んできた。
その色は、
さっきよりもずっと穏やかで、あたたかかった。
次はきっと、
あと1センチが埋まる。
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yajpのイチャイチャかわいい
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