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桃)それと、俺、第二王子欲しいなー
そんな悪魔界第一王子の欲求に
ご不満な天使界第一王子。
赫)むり。
水)…
眉を顰め、睨む第一王子と、
困り果て、眉を下げる第二王子。
それをみて、けらけらと笑う金持ちエリートと、
只々微笑みながら待つ悪魔族第一王子。
その様子を心配そうに伺う淫魔Sクラス。
誰一人言葉を発さない空気に耐えかねたのか、
天使界第二王子、ほとけが
ある提案をする。
水)悪魔族と、天使族の王宮一緒にしちゃえば?
赫)は?
桃)…
青)…ッ笑
その提案に明らか反対な天使界第一王子。
まぁまぁ、と頷く悪魔界第一王子。
他人事だ、と吹き出す金持ち。
赫)ほとけっち、それは無理だから。
桃)だってさ。やっぱ俺んとこ来る?
赫)それだけは絶対にない。
第一王子同士で喧嘩してるなか、
別の会話が始まろうとしていた。
水)あの、淫魔さん、
白)…ッ 、はい。
明らかに怯えているのに精一杯笑顔をつくる淫魔さんを心配したのか、ほとけは話しかける。
水)僕は、天使界第二王子です。
白)そうなんですね、?
突然の自己紹介に戸惑った様子の淫魔さん。
水)ほとけって言うんですけど、いむくんって呼んでください。
ぺこ、と頭を下げる様子に、タメでいいですよ、と困った様笑う淫魔さんは答える。
白)僕は始めまして兎と書いて、しょうです。
じゃあ、お互いタメで話そ、と微笑んで天使界第二王子は言う。
水)じゃあ、しょーちゃん!
白)ん、いむくん?
名前を呼びあって、ふわふわと笑いあう二人。
その姿に癒やされたのか、第一王子達は言い合いをやめた様子。
赫)…かわいい、
桃)…かわいい、
同じ事を同時に言ってしまった気まずさなのか、
ふい、と視線を逸す第一王子達。
その様子をみて笑う平和な二人。
青)とりま、俺の屋敷で皆で暮らしてみる?
赫)…とりあえずなら、まぁ、
桃)…悪魔族の土地だし、
水)しょーちゃん!おそろのパジャマ買いに行こ!
白)僕そんな王子様が着るようなパジャマ買えへんて!
水)僕が買ってあげる!
白)いっっちばん高いやつにしよ
水)税金税金…ッ笑
青)んぁ〜、部屋割りどーする?
水)僕しょーちゃんと一緒!
白)じゃあ僕、いむくんと一緒!
赫)りうら一人で。
桃)…俺も一人。
青)…笑
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ご本人様活動休止の為、モチベがほしいです…
コメント
1件
初コメ失礼します! このお話大好きです!(๑♡∀♡๑) 水紫が、可愛すぎて尊( ´ཫ`)死です… 続き楽しみです!«٩(*´ ꒳ `*)۶»ワクワク フォロー失礼しますm(_ _)m