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…最近、ヨコハマでの行方不明者の数が増えてきている。
もしこれが璃弔、または梵天の仕業だとすると…
早く抑制しなければ、この町が壊される…
と言うことが探偵者の会議で出た。
『あー…まわらねー…』
と私は椅子でぐるんぐるん回っている
国木田「なにが回らんのだ、今回っているだろ」
『物理的にはね。』
国木田「仕事をしろ。」
『わかってます~』
『あ、国木田くん。糖分もってる?』
国木田「…はぁ!?」
『あ、引き出しに入ってた。ごめん、なんでもない。』
国木田「はぁ…」
はぁの二段活用…
『ところでさ、国木田くん』
国木田「…なんだ?」
『予定大丈夫?』
国木田「…ハッ!次の予定がッッ!」
ダダダダダ
国木田くんが全力疾走して出ていった。
『あわてんぼうの、く、に、き、だ、どおっぽ♪』
『だね。』
敦「あの、遥奈さん」
『どうしたの?敦くん』
敦「太宰さんどこに居るかわかりますか?」
『え、さっきあそこに…って居なくなってるし…』
『ごめんね、わからない。』
敦「分かりました、ありがとうございます!」
『どういたしまして』
『あ、敦くん』
敦「はい、なんですか?」
『最近人さらいが増えてるから気を付けてね』
敦「…わかりました」
璃弔については、私が
知っていることを探偵者全体に共有した。
が、正直言って共有した情報を用いて対策したとしても助かるかは保証できかねない。
それほど璃弔の異能力が強力で危険なものなのだ。
それを組織に入れてしまった梵天は、運が無いとしか言えない。
だが、昨日の兄ちゃん達は操られていたのか…璃弔が異能を解いたのか…
もし異能を解いていたとしたら、梵天は意図的に璃弔を組織に入会させたと言うことになる…
そう考えるだけで面倒臭そうな組織だ。
乱歩「二柴~集合ッ!」
ん?なんだ?
『どうされたんですか?乱歩さん』
乱歩「ねぇ、まだ璃弔について言ってない事あるよね?」
そう、わたしは「知っていることを探偵者全体に共有した。」とは言ったが『全て』とはいっていない。
『…やっぱり、乱歩さんの目は侮れませんね』
『では…』
乱歩「その前に、なんで言わなかったの?」
『そうですね…』
『もしそれを言ってしまったら、皆さんが混乱してしまうから…ですかね。』
乱歩「ふーん、じゃあ僕だけに教えてよ」
『!』
乱歩「僕の頭脳で混乱なんて起こらないし。」
『それもそうですね。』
『わたしは、璃弔と実際に戦ったことがあります。』
乱歩「まぁ、それは予想してたよ。だってあんなにも鮮明だし。」
『やっぱ私の説明鮮明なんですね…』
乱歩「それに、攻撃パターンや防衛パターンの全ての説明ができていた。」
乱歩「この事から二柴は遠くからみていたわけではなく、実際に戦ったと推測が立てられる」
『さすがは乱歩さんっ!』
乱歩「あともう一つは?」
『やっぱり聞きます?』
乱歩「いやなら別にいーよ。」
『…やっぱ話させてください。』
乱歩「面倒くさ~い」
『そうですか。笑』
業務終了後、遥奈宅
てか、本当に太宰どこ行ったんだ?
まさか人さらいに連れ去られてたり…ハハ…
ん?
インターフォンが鳴った…
うん、なんかデジャブだな…
『はい~って』
太宰「やぁ遥奈くん、泊めて」
『…あん?』
太宰「いやぁ、人さらいに出会ってしまってね」
太宰「家の鍵やら財布やらを盗まれてしまったんだよ。」
これ絶対太宰狙ったろ。
まぁ、決めつけるのはよけないよな。
『え、他の人に頼んで。じゃ』
ドアを閉めようとした、
ガッ
太宰「お願いだよ、敦くんの所には鏡花ちゃんがいるし。国木田くんは規則正しすぎるし、もう遥奈くんしかあてがないのだよ。」
『あぁ、もうあれだ。私なんだろ、呪われてるのかな。扉を閉めれないっていう。ねぇ。』
『てか、デジャブが過ぎるし。』
太宰「まぁ細かいことは良いじゃないか。」
『良くねぇ~』
太宰「寝るだけだよ。」
『はぁ、わかったから。』
『別室で雑魚寝してもらうけど良い?』
太宰「いいよ、全然」
『はいよ。』
数時間後…
『ねぇ、太宰』
太宰「何だい?遥奈くん」
『人さらいってどんな人だった?』
太宰「んー、どんな感じだったかなぁ」
『見てないん?』
太宰「だって私、こっそり抜け出して来たんだもの」
『どっから?』
太宰「車から」
『誘拐途中に抜け出して来たんだ…』
太宰「貴重品は抜かり無く取られたよ。」
『携帯は?』
太宰「それは川で…あ、あった。」
こいつ入水してたな…
『川で流れてる所を連れ去られたの?』
太宰「そうなのだよ。」
『変わり者だよ、その誘拐犯は』
太宰「邪魔されて最悪だったよ。」
入水自◯のな。
…ねむい
『太宰、私ねむいから寝るわ。』
太宰「そうかい、おやすみ」
『おやすみ。』
次回をお楽しみに
2025.8.11 11:57