番犬くんと優等生

###番犬くんと優等生###

<第十五章> 絶望の果て

“駆け巡る快感”

尿道に挿入された細い棒からの、未知の快感。春夜は、その刺激に、身体を震わせながら喘ぎ続けていた。目隠しをされた暗闇の中、ただひたすらに、身体の奥から突き上げてくる快楽に耐えるしかない。

龍崎は、棒の端をトン、トン、トンと一定のリズムで叩き続けた。その振動が、春夜の尿道全体に響き渡り、全身を痺れさせる。

「んんっ……あぁっ、んや、っ……！」

春夜の口からは、もはや意味をなさない言葉だけが漏れる。腰が勝手に浮き上がり、ベッドを軋ませる。意識が遠のき、白く点滅する視界の先に、快楽の淵が見え隠れする。

流風は、春夜の耳元で甘く囁いた。

「ほら、春夜くん。もうすぐだよ。もっと感じてごらん？もっと、もっと……」

その声が、春夜をさらに深い快感の泥沼へと引きずり込んでいく。身体は熱く燃え上がり、股間からはジュワリと粘液が溢れ、ベチャベチャと嫌な音がする。

春夜は、ついにイきそうになった。全身の筋肉が硬直し、呼吸が止まる。

「……っ、ぉ”あぅ…、ぃ…」

快楽に支配された絶叫が、喉の奥から絞り出された。

しかし、その瞬間

何も、出なかった。

身体は絶頂に達しようとしているのに、肝心なものがどこにも行かない。快感が身体中を駆け巡るが、解放されるはずのものが、奥に引っ込められているかのような奇妙な感覚。

春夜は混乱し、大きく目を見開いた。絶頂のまま、宙吊りにされたような、耐えがたい焦燥感が全身を襲う。

その春夜の様子を見て、流風が楽しそうに、くすくす、と笑った。

「ふふふ……残念。塞がれてるから、イけないよ、春夜くん」

あの極限の快感を与えながら、意図的に、解放を阻んでいた。

春夜の顔が、絶望と屈辱で大きく歪んだ。彼の抵抗は、ここで完全に打ち砕かれた。

龍崎は、棒を叩くのを止め、代わりに指先で春夜の性器の先端をギュッと押さえつけた。

「どうです、春夜君？こんなにも感じているのに、出せないのは、苦しいでしょう？」

「ぁ、あぁあぁ……っ、うぅっ……やだっ……くるしいっ……！」

春夜は、苦しげに喘ぎ、身をよじらせる。快感は身体を苛み続けるのに、解放がない。

流風が、春夜の性器の根元を指で締め付けた。血流が阻害され、快感が増幅されると同時に、逃げ場のない焦燥感が募る。

「もっと、もっと苦しんでごらん？春夜くんのそんな顔、僕たち、大好きだよ」

「やめろっ……、ふぁっ……！もう、むりっ……！」

春夜は、快感と苦痛に支配され、絶叫する。全身が痙攣し、意識が遠のく。

龍崎の棒が、再び春夜の尿道を深く、そして激しく刺激する。トン、トン、トン、という音が、春夜の身体の奥深くへと響き渡る。

「ひぁっ……ぁあぁああっ！」

春夜の声は、もはや悲鳴に近かった。身体は、イきたいという本能的な欲求に突き動かされる。

さらに強烈な快感が押し寄せる。春夜の身体は、限界を超えて快感に曝され続けた。

「んんっ……うぁっ、 ！！」

春夜の口から、魂の叫びが漏れる。全身の毛穴が開き、脂汗が噴き出す。意識は完全に朦朧とし、思考が停止する。

流風が、春夜の乳首に再び機械を装着した。電気が走るような刺激が加わり、春夜の快感はさらに増幅される。

「春夜くん、もっと楽しもうよ？ね？」

「っひぁあ、！！もうっ……イかせてっ」

春夜の懇願は、もはや声になっていなかった。ただ、身体の奥底から湧き上がる、本能的な欲求の叫びだけが、部屋に響き渡る。

龍崎は、春夜の耳元で冷徹に告げる。

「残念でしたね、春夜君。あなたは、僕たちの許可なくしては、イくことすら許されないんです」

その言葉が、春夜の心の奥底に深く刻み込まれる。完全にコントロールされているという絶望。

「あぁ……っ、ふぅっ……もう、いやだぁ……っ」

春夜は、もはや言葉を紡ぐこともできず、ただ虚ろな声で呻く。身体は、快感と絶望の狭間で、細かく震え続ける。

耐えきれなくなった。身体の極限を超える快感と、決して解放されない焦燥。その苦痛に、春夜の瞳から、大粒の涙がハラハラと溢れ出した。

「ひぐっ……っ、りゅ、龍崎……っ、流風……っ、お願いっ……やめ、て……っ」

春夜は、目隠しの上から、嗚咽を漏らしながら懇願した。その声は、かつての威厳など微塵もなく、ただただ情けなく、弱々しかった。彼のプライドは、完全に打ち砕かれ、そこにあるのは、二人の支配者に全てを委ねる、裸の魂だけだった。

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明日から旅行行ってきます！

どこかは内緒です(｡･ω･｡)笑

でも投稿頻度は変わらないと思います！

ではまた次回！

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