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六日目

今日は🌸と📢に褒美をやる日。昨日は何故かとても楽しかった。今日も楽しいといいなと少し、期待をしている。

🍣「それでは!いるまんまんどうぞ!」

📢「はぁ…」

ため息をついてこちらへ来た。あまり楽しみでは無かったのであろう。

🍍「……」

📢「何?」

睨んでくる…正直言って怖い。

🍣「じゃっ!楽しんできてー!」

この状態で楽しめるのか?

🍍「………」

📢「………」

空気とても悪い。こんな気まずい空気はエレベーターで、他人と2人きりになった時以来だ。

🍍「趣味とか…ある?」

📢「別に…」

冷たい目でこちらを見てくる。

🍍(なんか話題!なんか話題!なんか話題!)

📢「……お前さ怖くねえの?」

🍍「何が?」

📢「こんな凶悪犯が居る刑務所で囚人達に毎日触られるって」

🍍「……昔からよく体を触られてたから、もう慣れた」

📢「ふーん…」

🍍「いるまはどうなん?看守と話す事」

📢「普通…」

🍍「そっか…好きなもんある?」

📢「……クマのぬいぐるみ」

🍍「え?」

一瞬、固まった。

🍍(ギャップすげぇぇ!こんな怖い見た目してんのにクマのぬいぐるみ好きなのかよ⁉︎)

もう驚きでしかない。言葉に出ないくらいだ。

📢「悪いかよ…//」

頬を赤くして、顔を隠している。

🍍(照れとる〜!ギャップがえげつねえ〜)

「ははっwいるまは面白れ〜w」ニコ

📢「…かわいい」

🍍「え…」

📢が突然言ってきた。かわいいと。

🍍「……//」

他の囚人に言われても、何とも思わねえのに何で、📢にはどきっとした。

📢「……//」

🍍「え…あえ?//」


バンッ!

🍣「はーいお終いだよー!ってどうして2人とも顔赤いよ?熱?」

🍍「なっ何でもないです…//」




🍣「次は!らんらんとデート!」

デートって…大袈裟すぎてない?まぁないちゃんはそう言う人だし、しょうがねえかな?

🌸「なっちゃん!名前!名前!呼んで!」

犬かよこいつ。でも俺はそう言うお願いには弱いだから…

🍍「…LAN」

すぐ負ける…やっぱ俺はチョロいな

🌸「わぁ!呼んでくれた!」

何故か🌸から犬の耳と尻尾が見える。

🌸「ねぇなっちゃんどこ行く?」

🍍「別にどこでも」

🌸「じゃあ!お花畑見に行こう!」

🍍「分かった。」






🌸「わぁ!綺麗だねなっちゃん!」

🍍「そうだな」

🌸「確か、なっちゃんが花の水やりしてんの?」

🍍「花好きだからな」

🌸「へーあっ!この花何?凄い綺麗!」

🍍「あぁ…それはベゴニア」

🌸「ベゴニア…どっかで聞いた事あるな」

🍍「花言葉は…“愛の告白”と“片思い”だった気がする」

🌸「何それ!ロマンチック!」

🍍「LANは何の花が好き?」

🌸「俺は桜!」

🍍「桜?」

🌸「花言葉が好きなんだ。花言葉は、種類によって違うけど…全般的なのは「精神美」だね」

🍍「なんか…LANぽいな」

🌸「えぇ?そう?ありがとう!」

🍍「どういたしまして?」

🌸「あっ!なっちゃん!これ!」

🍍「ん?ワスレナグサ?」

🌸「この花はね〜桜の次に好きなんだ!」

🍍「花言葉は?」

🌸「秘密〜」

🍍「何だよそれw」

🌸「……これあげる。」

🍍「いいのか?」

🌸「花言葉は今度教えるからまだ調べないでね!」

🍍「分かった」






🍣「どうだった?」

🍍「なんか花貰った」

🍣「ワスレナクザ?」

🍍「うん」

🍣「花言葉は何だっけ?」

🍍「教えなくていいですよ。32432に今度教えて貰うから」

🍣「もう数字に戻したの?」

🍍「ルールだから」

🍣「そっか…」

🍍「じゃあ俺はもう寝ます。」

🍣「じゃあねー!」



囚人と看守の関係

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